そこに「ゲーマーへの愛」はあったのか 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」に感じた怒り
将来の終わりさんがだいたい言いたかったことを代弁してくれて、だいぶ魂が浄化された。「ゲームを、フィクションを、人生をここまで愚弄する作品を私は他に知らない」。この一文が全てで、この映画を作った人たちは、ゲームを題材に扱っておきながら、ゲームへの理解・敬意が圧倒的に足りていない、と自分も感じた。それで最後だけ「ゲームは無駄なんかじゃない、もう一つの現実だ」みたいなことを言われても何の説得力もない、というのが僕の素直な感想だった。
あえて最大級の強い言葉を使うが、自分はこの