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2020-2021シーズン 戦評まとめ番外編2 2月14日 V2リーグ

皆様こんにちは。河野です。
今回は最近Twitterを賑わせている『がろ』が非公式でキャラクターになっている長野ガロンズとV2王者富士通の試合を振り返る番外編とさせて頂きます。

▪️2021年2月14日
長野ガロンズVS富士通カワサキレッドスピリッツ

結果を見たら0-3で富士通のストレート勝ちでしたが、内容的には長野ガロンズにも勝機は十分にあった試合でした。

個人的に勝負の決め手となったのは富士通4番の柳田のスパイクでした。 

ライトからあれだけ決められたら展開は富士通ペースになってしまいます。

また、セッター長谷山のトス回しは秀逸で、正確なバックトスからライトのファーストテンポを生み出していました。
エクセレント!

一方長野ガロンズはスパイクミスがやや目立つ展開。『良い状態』の攻撃は富士通と比較しても遜色のないものだった。今ひとつ波に乗れなかったのは富士通の方が『良い状態』を作れていたからではないか。

まずはサーブ。
全体的にコート中央に集まってしまい、富士通としては攻撃しやすかった

また、入れに行ったサーブでのミスが目立ったため、思うような展開になりづらかった。

次にブロック。
ライトサイドがかなりの確率で1枚半もしくは1枚になっていた。ライトサイドは打数の多い柳田のため、こうなるとディフェンスが苦しくなる。

それに伴いレシーブフォーメーションも中に入ってしまい、トータルディフェンスの形が取りづらくなってしまった。

攻撃に関してはミドルをしっかり使おうとする渡部の意図はしっかり伝わってきた。もし提案するならば、相手はコミットも併用している為、時間差を混ぜても面白いかも。

それと、レフトサイドをもうワンテンポ上げるとミドルと同じタイミングで攻撃できる為、両サイドが一枚になりやすい。

必要なことは、ファーストタッチをより高く上げて時間を作る事、次のプレーへの意識の切り替えのスピードアップ。

ここが出来ると、よりスピーディーな攻撃につながる

やっている事は間違いないと個人的には感じている。そしてもっともっと強くなるチームだと思います。

残念ながら来季はV3だけど、必ずまたV2に帰ってきてくれる事を期待しまして総評と致します。

がろ!たろさん!かえってきてね!

番外編、いかがでしたでしょうか。V1だけでなくV2.V3もキャラの濃い(笑)楽しいチームが盛り沢山です。

是非、VTVのアーカイブで推しチーム以外もチェックしてみて下さい。

彼等もまた、『バレーボールが面白いと証明』してくれますよ!

それでは今回はこの辺で失礼致します。

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