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BooQsのiOS/Android版をリリースしました。

ついに!!

ユーザーの皆さまから長らくご要望をいただいていた、BooQsのiOS/Android版をリリースいたしました!!

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iOS版:

Android版:

わ〜〜〜〜い!!

まず、1年以上もずっとご要望をいただいておきながら、「やっとリリース」という点について、申し訳ございません。

恥ずかしながら正直に告白すると、自分はずっとWeb開発の人間で、ネイティブアプリの開発にハードルを感じていたため、「タスクを後回しにしていた」というのが大きな理由でした。

しかし、、、Flutterは素晴らしいですね!!

Web開発しか経験のない僕でも、まったく無知の状態から、たった一ヶ月半でiOS/Androidアプリのリリースまでたどり着けました。

実は、モバイル版BooQsの開発費用のために資金調達にも動いていて、300万円くらいの予算を考えていたのですが、

実際にリリースまでにかかった費用は、自分の社会保険料2万円(役員報酬6万円は未払い)だけなので、なんと100分の1のコストカットに!!

結果的に資金調達は失敗してしまったのですが、今はむしろ失敗して幸運だったかもしれないとも思ってます。

もちろん、1から新しい技術を学んでリリースまで辿り着くのは大変ではありましたが、実際にいざ挑戦してみると、挑戦する前に自分が恐れていたほど壁は高くないこともわかりました。

何事もそんなものですよね。人生。

モバイル版のBooQsも、僕が死ぬまでは執念で育てていくつもりなので、どうぞ今後のアップデートもお楽しみに!!

それとモバイル版BooQsのリポジトリは公開しているので、もしこのFlutterド初心者のコードを改善してくださる優しい方などいらっしゃいましたら、ぜひプルリクなどいただければ嬉しいです!

ちなみにシステム構成図はこんな感じです。

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正直なところ、最近は一人で全てやっていくのも限界に感じてきたので、少しでもBooQsに興味をもたれた方は、ぜひMeetyでお話ししませんか!?

まずは雑談から!
気軽にお友達になりましょ〜〜〜!!笑


辞書アプリとしての『BooQs』

さて、モバイル版のBooQsをインストールした方は、もしかしたらこんな疑問を抱かれるかもしれません。

「あれ?BooQsって英単語アプリじゃなかったっけ?英和辞書アプリなの?」

そう思われるのも無理ありません。

BooQsは下の記事がバズったおかげで、「英単語アプリ」として知られています。

実のところ、今も変わらずBooQsでは英単語を学べます。

しかし、「英単語学習」はあくまでBooQsの一機能に過ぎないのです。

BooQsが最終的に目指しているのは、『辞書と単語学習が一体化したサービス』です。

一体どういうことでしょうか?

それをわかりやすく説明するために、下の図をご覧ください。

現在提供している「Web版BooQs」と「Chrome拡張版BooQs」、そして今回リリースしたiOS/Android版のBooQsをまとめると、BooQsには次のような機能とユーザーの定着サイクルがあります。

絶対に忘れない英和辞書「BooQs」

みなさんがご存知の、今までBooQsが提供していた「英単語学習サービス」としての側面は、下の画像の青い部分でした。

絶対に忘れない英和辞書「BooQs」 (1)

一方で、これからBooQsが全面に押し出していく「辞書アプリ」は、次の緑の部分となります。

絶対に忘れない英和辞書「BooQs」 (2)

ご覧いただけばわかるように、別に今までとBooQsの提供する機能が変わったわけではないので、これは単に『プロダクトの売り方・見せ方を変えた』だけでしかありません。

したがって、以前と同じようにBooQsを「英単語学習アプリ」としてご利用いただくことは、もちろん可能です。

ではなぜ、わざわざ「英単語アプリ」から「辞書アプリ」へと表現を変えたのか?

今回はその理由をご説明したいと思います。

モバイル版BooQsが解決する課題

BooQsが、辞書アプリに舵をきったのは、「ユーザーの課題を解決すること」にフォーカスしたためです。

BooQsは、「辞書を引いても忘れてしまう」という語学者の課題を解決します。

あなたは、一度調べたことのある英単語を、短期間に何度も調べてしまった経験がありませんか?

あるいは、「あ、この英単語、前に調べた覚えはあるんだけど、意味が思い出せない。。。」といった経験はありませんか?

僕はそう、よくあったのです!

そしてこれは、僕だけに限った悩みでもなかったのです。

以前、Google Chromeの拡張機能版の「BooQs」をリリースした際に、ユーザーさんに次のような紹介記事を書いていただきました。

ただ情報を入手するだけならサクッと機械翻訳をかましてしまえばいいのですが、英語学習のためと思って英語で読むこともあるでしょう。そのような時に意味が分からない英単語に出会い、意味を調べても翌日には忘れてるといったことありませんか? 私はあります。

よくぞおっしゃってくれました!!
そう!!まさにそうなのです!!

これこそが、まさに僕が解決したい悩みでした。

今回リリースするモバイル版BooQsは、このChrome拡張版BooQsと同じ方向性のサービスです。

つまり、「英単語を調べてもしばらくすると忘れてしまう」という課題に対する解決策なのです。

では、どのように解決するのでしょうか?

モバイル版BooQsでは、次の画像のように、調べた英単語に復習を設定することができます。

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そして復習を設定した英単語は、次の画像のように、問題形式で復習することができます。

スクリーンショット 0003-11-20 21.34.19

たったこれだけの、極めてシンプルなサービスです。

しかしこの仕組みは、「テスト効果(Testing-effect)」や「分散効果(Spacing-effect)」といった信頼できる学習の心理学に基づいており、記憶への定着は保証できます。

実際、このBooQsの「復習システム」については、累計の解答数は1000万を超え、ユーザーの方々から効果を実感いただけた(英文がすらすら読めるようになったなど)という嬉しいご報告もいただいています。

「一度調べたら絶対に忘れない英和辞書が欲しい!!」という方には、ぜひオススメです!!

もちろん、今後のアップデートで、モバイル版でもNGSLなどの英単語問題集を解けるようにするつもりなので、英単語アプリとしてもご期待いただければ!!

今後ともBooQsをどうぞよろしくお願いいたします!!

BooQsは、世界最高の辞書を目指します。


iOS版:

Android版:


あなたの貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!