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自治体が朝市を始めるべき3つの理由

 公共施設の活用方法に関して迷宮入りとお感じの役人の皆さま。施設でもしくは施設のエリア内で朝市を開催してください。朝市は半ば機能していない県や市の建物の救世主になります。

 われわれの開催する朝市はまったくなにもない公共施設の駐車場にテントを立てて始めます。毎週立てて、毎週片付けるので平時は駐車場として利用できます。それがあまり活用されないときだけ使うという考えです。みなさんの持ちものにそんな場所はございませんか。もしあるなら早速朝市を開催しましょう

この3つの魅力が朝市を開催する理由です

 そんな場所で朝市を開催することで皆さんは3つのメリットを得ることができます

1 利用者数が増える

 箱モノや公園などの公共施設がうまく活用されているかどうかのひとつの基準に来場者数というのがあります。どれくらい利用されているかはかるのに使われているのは私が伝えるまでもなく自明ですよね。

 加古川で開催する朝市は毎週800人〜1000人来場します。おどろくべきことに最初は80人ほどだったのですね来場者が。継続することで結果をだしてきましたので小さく始めればいいと思います

2 コミュニティーの復活

 ネットが全盛でネット上ではさまざまなコミュニティーが活性化している反面、オフラインの実際の場では減っているように思えます。井戸がなくなって井戸端会議が消滅したように、市場がなくなって例えば店主とお客さんの会話がなくなったりしています。

 コミュニティーは人が社会性をもってから絶対になくてはならないものであると私は考えています。朝市を開催するとそれが自然に発生します。お店とお客さんはもちろんのこと、スタッフどうしスタッフとお客さん、出店者とスタッフのあいだにコミュニケーションが発生します。

 やがて人はそれに魅了され、土曜日に朝市に行き、誰かと話せないと禁断症状がでて毎週くるという行動をとるかたも少なくありません。それだけでも朝市を開催する価値は存分にあります。

3 経済効果

 朝市は市場です。商品を売る商店が集まっています。そこにお客さんがくるのですから経済活動が必ず起こります。金銭のやり取りがおこり、市場全体の売上が算出されます。

 経済効果という言葉がありますが、朝市はその売上を経済効果としています。まったくなにもない場所に100万円の経済効果が生まれるのは魅力的だと言えるでしょう。

 以上メリットを3つに限定してあげましたが、それ以外にも魅力はあります。この朝市がテントひとつとベンチ10脚から始められとなると魅力ですよね。

 ぜひ私たちが開催する朝市に遊びにきてください。私たちから話を聞いてください。そしてまずは始めてください。そのノウハウを皆さんにお伝えしますので。人がもういちど集える場所を全国に作るというのが私たちの魂胆です。


 兵庫県加古川市でおまちしております。

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