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「緊急事態宣言必要と分科会」考

分科会の尾身茂会長は記者会見で、首都圏を中心に感染拡大が続いており「緊急事態宣言を発出すべき時期が来ている」と述べた。

<<目次>>

・目次
・はじめに
・検証する記事
・尾身氏は医者?学者?
・記者会見の意味
・まとめ
・最後に

<<はじめに>>

このマガジンは、
「情報の大切さと、怖さ」
を理解してもらうべく、執筆しています。

毎回、記事冒頭に、批判覚悟で訴えます。
・「情報はすべての行動の基本になる」
・「考えることなく、情報を鵜呑みにしたら、知的生物ではない」

コロナ禍で露呈した、マスメディアと視聴者の関係、情報の大切さを考察します。

<<検証する記事>>

「首都圏は感染爆発相当 緊急事態宣言必要と分科会」
共同 2021年1月5日(火) 21:36配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc57c8a35c12228712723dff65aa5ba5c1e18b6a

引用1

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は5日、「埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏では、既にステージ4(爆発的感染拡大)に相当する対策が必要な段階に達している」として、行政機関や大企業での極力7割のテレワーク実施やイベント開催要件の強化などを求める緊急提言を発表した。

引用2

また「緊急事態宣言で感染が下火になる保証はない。1~2週間の単位では無理だ。必要ならさらに強い対策もあり得る」と強調した。

<<尾身氏は医者?学者?>>

これは、昨日付のニュースです。
この尾身氏は本当に専門家なのでしょうか?疑うばかりです。

何度も書いていて、飽きてしまうのですが・・・
感染の拡大」が何を意味するのでしょうか?
この感染の定義として、PCR検査を行って陽性反応が出た人です。
仮に、精度が100%としましょう。

東京都の公表するデータです。

画像1

現在の治療者は
入院者は:3,025人
自宅・ホテル等療養:5,350人
調整中:3,083人
合計:11,458人
調整中の内訳が不明ですが、多くがPCRにて陽性がでて入院支度中といった所だと思います(大体3日分の合計)。

東京都のサイトは情報が見にくいので、間違いがあるかもしれませんが、
PCR実施件数:約13,000件。つまり90%は陰性なのです。

また、今年に入って亡くなられた方の平均は2人。
致死率1%の病気に対して、そこまで脅威なのでしょうか?

百歩譲って、感染拡大が大問題で、緊急事態宣言が必要。しかも今後は更に強い措置が必要だと仮定とします。
では、その宣言を解除する指標はなんなのでしょうか?
尾身氏は出されているのでしょうか?

筆者は会見を視ていないので、言及していてマスメディアが報道していないの可能性もありますが・・・

本当に医師や学者などの専門家を名乗れるのか疑います。

<<記者会見の意味>>

筆者一番の謎が、尾身氏の会見の狙いです。
何を狙っているのでしょうか?
・政府の機関として、総理が緊急事態宣言を出しやすく広報
・国民への危機感のアピール(&自粛のすすめ)
・逃げ

総理が宣言を出しやすくするための広報・・・
と考えたいですが、それは不要でしょう。何せ、2日に4知事が情けなくも恥も外聞もなく官邸に陳情に来ているのですから。
専門家の意見を聞いて発令すると総理も明言しています。
なので、わざわざ広報とするのは考えにくいです。もし、そうであるなら無駄以外の何物でもないです。

国民へのアピール。
確かに、Yahoo!ニュースのコメントを見ると、「大変だ」と騒ぎまくっています。4割ぐらいは、いいかげんに落ち着けと言った感じではありますが。
ただ、年代別発症数をみると20~30代が多い。
つまり、エネルギーが余っている人が多いので、危機感を煽ったぐらいではあまり効果はないでしょう。自粛警察が跋扈するだけです。

あまり考えたくはありませんが、「逃げ」
つまり、責任逃れです。
医療逼迫の原因として、医療機関・医療従事者の不足。
冬場には増えると、テレビですら言っていたのに何も準備をしてこなかった。
また菅首相がGoToを決行した段階で、拡大を見込めるのでいたのだから準備する時間もあったはず。
そして、致死率50%相当の感染症対策を未だに医療現場と国民に強いている。もし、この分類を下げ、死者がでたら追及されるのが怖い。

専門家を名乗るのであれば、今挙げた「逃げ」の理由を明確にして欲しい物です。
ついでに、厚労省も動かしてください。

<<まとめ>>

・尾身氏は、専門家として意見を発しているのか疑いが深まる
・専門家としての対処ができなかった理由を明確にすべき
・いいかげん、情報弱者のコロナ脳を治してほしい

<<最後に>>

最後に、
・亡くなられた方にはご冥福を祈り、その関係者にはお悔やみを。
・闘病中の方には一日も早い回復を、
・医療従事者の方々には只々感謝するばかりです。
・仕事が厳しい方は早まらず、もう少し我慢を
伝えて、終わりたいと思います。

続く


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