マガジンのカバー画像

クラウド連結会計ソフト結/YUI

15
クラウド連結会計ソフト結/YUIに関連して、連結決算に関する情報含めて発信していきます。
運営しているクリエイター

#連結会計

連結精算表作成後の分析①:月次推移でドリルダウン分析

結/YUIでは連結精算表の作成を1つのゴールとし、そこから連結財務諸表(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書)の作成が行われます。 また、クラウドで実現する「ちょうどいい」連結会計:結/YUIのご紹介でも書いた通り、「単体・連結・開示・監査を一気通貫にしたい」という想いがあることから、連結財務諸表作成機能に加えて、監査効率化を目的とした分析機能も実装しています。もちろん、社内の分析にもご利用いただけます(

結/YUIの利用頻度:毎月使う?四半期ごと?

今回からは実際のユーザー様の利用事例を参照した内容を書いていきたいと思います。まずは、結/YUIの利用頻度、つまり連結決算を月次で行うのか、四半期ごとに行うのか、という点について実際のユーザー様の事例も踏まえてご紹介できればと思います。 結論としては「月次で連結決算した方がいい」となりますが、その理由をぜひご覧ください。 1.最低限の頻度とその場合のデメリット連結財務諸表を作成する最低限の頻度は「四半期ごと」になります。上場会社を想定した回答ではありますが、四半期ごとに決

連結F/S ざっくり作成方法②

前回の記事に引き続き、連結財務諸表の作成方法について残りのステップを記載していきたいと思います。 まず連結対象となる子会社の範囲を決める 親会社と連結子会社の試算表を合算する あるべき残との差額を連結仕訳で計上する 連結キャッシュ・フロー計算書を作成する 1.あるべき残との差額を連結仕訳で計上する実務的な順番としては、「連結仕訳」を計上して、その結果「あるべき残」が算出されますが、考える順番としては「あるべき残」を考えてから、前回ご説明した「単純合算の数字」との差額

クラウドで実現する「ちょうどいい」連結会計:結/YUIのご紹介

リリースから1年半程経ったクラウド連結会計ソフト結/YUIですが、当初想定していた方向に、リリースしてからの状況を踏まえて多少の軌道修正を加えて、ようやく進むべき方向性が明確になってきました。 そこで、改めて結/YUIの開発背景や概要、連結実務の話から結/YUIを使った場合の実務、そして今後の開発予定も含めて書き溜めていきたいと思います。 読みやすい長さで定期的に更新していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 1.なぜ「ちょうどいい」連結会計ソフト結/YUI