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Udemy受講メモ_Looker Studio_04

「ゼロから業務ダッシュボードを作れる!データの可視化を武器にしたい人のためのLooker Studio講座」を受講しています。

前回の記事はこちら。

セクション4_データソースエディタの操作

▼データソースエディタへのアクセス

グラフを選択し、プロパティタブにある「グラフ」から「データソース」→鉛筆アイコン→データソースエディタが開く

▼データソースの調整

データソースとして調整できる項目は以下の通り。

  • データの認証情報

    • オーナーの認証情報:当該データソースについて閲覧権限のないユーザまでレポートが閲覧できてしまう(←あまり好ましくない設定)

    • 閲覧者の認証情報:当該データソースについて閲覧権限のあるユーザのみがレポートも閲覧できる(←好ましい設定)

  • データの更新頻度

    • 更新頻度はコネクタの種類によってデフォルト値が決まっている(カスタマイズ可能)
      ※更新頻度を高めるとパフォーマンスが低下する恐れがある
      ※レポート側に「データを更新」メニューがあり、ここで更新することもできる

  • コミュニティ視覚化へのアクセス

    • サードパーティが用意したグラフ表現を利用できるようにする(デフォルトの「オン」で問題なし)

  • レポートのフィールド編集(※受講時点の環境では表示が見つからず)

    • レポートエディタからフィールドを編集できるようにする(デフォルトの「オン」で問題なし)

  • フィールドを更新

    • データソースの列構成が変化した場合(=フィールドに変化があった場合)に更新する

▼データソースの調整(デモ)

※フィールドの更新ができない場合は「データを更新」すること

▼指標の調整1_集計方法と表現形式

「指標」は「ディメンション」ごとに集計されて表示される。
集計方法は「SUM(合計)」がデフォルトだが、「平均」「最大値」「中央値」などをデフォルトの集計方法とすることもできる。(プロパティタブから集計方法を変更することもできるが「デフォルト」ではなく都度変更しなければならないので必ずデータソースエディタから変更すること)

またパーセント表示や、末尾に「秒」「円」を付与した表示など、表現形式も調整できる。

▼指標の調整2_割り算の指標を作成する

例えば、データソースに「人口」と「面積」がある場合、「人口÷面積」で「人口密度」が算出できる。
データソース側に列を加えて「人口密度」のデータを作成してもよいが、なるべくデータソースエディタによって割り算の指標を作成するのが好ましい。(そうしないと都道府県単位では正しい値が返されるが、8地方区分単位で集計した場合正しい値が返らない)

[作成方法]

  • データソースエディタ→「フィールドの追加」押下

  • フィールド名を入力

  • 計算式フィールドに計算式を入力

  • 「保存」→「完了」押下

▼指標の調整3_データの個数を指標にする

例えば、データソースに「都道県別の最低賃金」があり、ビン(階級:●円から▲円までのような幅を持った値の単位)を作成し、そのビンの中にいくつの都道府県が入っているかを集計したい場合、「都道府県の個数」という指標が必要となる。
その個数の指標はデータソースエディタで作成できる。
(ディメンションの右脇にある三点リーダから「個別件数」を選択→指標が作成される)

▼ディメンションの調整1_ビンの作成

「最低賃金額」に基づいて、50円を階級幅とするビンの作成のデモを視聴。

「フィールドの追加」→計算式フィールドにて「case」関数を用いる。

case
when Minimum Wage <= 800 then "1.800円以下"
when Minimum Wage <= 850 then "2.801円~850円"
when Minimum Wage <= 900 then "3.851円~900円"
when Minimum Wage <= 950 then "4.901円~950円"
when Minimum Wage <= 1000 then "5.951円~1000円"
else "6.1001円以上"
end
※「Minimum Wage」はフィールド名

※上記のように階級幅の先頭に数字を入れると並び順を制御できる

▼ディメンションの調整2_グループ化

ディメンションの値に応じてグループを作成することができる。

例えば「関東の一都三県別の売上」のデータがある場合、
●東京は営業一部
●残りの三県は営業二部
が担当しているとする。
その場合、データソースには存在しない、新しいディメンション「担当営業部」を作成し、
★都道府県が東京なら→営業一部
★都道府県が神奈川/埼玉/千葉なら→営業二部
★それ以外の都道府県なら→NULL
というグルーピングをすることにより、担当営業部別の売上を可視化することができる。

case Prefecture
when "東京" then "営業一部"
when "神奈川" then "営業二部"
when "埼玉" then "営業二部"
when "千葉" then "営業二部"
else NULL
end
※「Prefecture」はフィールド名

※「フィルタの作成」から当該ディメンションが「NULLである」なら「除外条件」とする、というフィルタを作成することができる。

▼ディメンションの調整3_文字列操作

文字列で構成されているデータ(主にディメンション)について、文字列を操作したいことがある。

例えば、

  • 文字列を置換する

  • 文字列の一部を抜き出す

  • 文字列を連結する

Looker Studioではそれらを「関数」を利用して操作できる。

  • 文字列置換_REPLACE関数

  • 文字列抜き出し_SUBSTR関数

  • 文字列連結_CONCAT関数

▼感想・まとめ

  • 受講時間:107分(受講目安時間:64分)/ 累計受講時間:3時間11分

  • データソースエディタで操作できることを学べた

  • デモを視聴すると「おお、データが変わった」と実感できた

  • 計算式について、詳しい解説はあまりないが「まぁこんなことができるのね」と実感できた

  • 「ビンの作成」「グループ化」「文字列操作」ともに使用頻度高そうなので、忘れないようにしようと思った

  • メモを取りながらの受講なのでやや時間がかかっているがまぁこんなものでしょう

※続きの記事を書きました。

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