アフターコロナのまちづくりを考える〜その2〜(2020/5/9)
今回参加していただいたのは、まちづくり会社のスタッフ6名と、同じく石巻でまちづくりを仕事にしてらっしゃる団体の方々4名と大学生が2名の計12名。
直接集まらず、ZOOMを使っての勉強会でした。
まずは前提条件をみんなで共有。参加者の中にやたらとコロナについて調べている方がおり、その方からいろいろと情報提供いただきました。
(1)新型コロナウィルスについて
・基本的な情報を改めて確認。こちらについては色々なところで情報が出ていますので、ここでは割愛。
・(一部)経済と衡量されるのは感染者数の減少=空き病床数の確保=医療崩壊を防ぐということ。
・見えないからこそ、目に見える評価軸を持たないといけない。でないと必要以上の不安や自粛にかられてしまう。
(2)コロナ禍による新たな取り組み
▷2月以降、以下のような取り組みが各地で見られるようになった。
◎飲食
・テークアウトやデリバリーサービスの展開。石巻でも新たな取り組み(デリバリー)が始まった。・お得な先買いキャンペーンも始まった。
◎観光
・お家で楽しめるコンテンツ提供が始まった。VRによる疑似遊園地体験とか。
◎娯楽
・スポーツ・一人でできるジョギングや筋トレをやる人たちが増えた
◎働き方
・フレキシブルワークの普及
・ただし、テレワークは企業規模や業種にかなり偏りがある。
◎その他
・「余剰」を使った助け合いが増えた- 余った布でマスク、人材を産業間でシェア(飲食→農業へ)
◎IoTの下支え
・今まであったものに皆が慣れ始めた。
・当初想定にとどまらないいろいろな使い方が生まれている。(オンライン飲み会とか)
▷これらの取り組みを生み出したのは「3密回避」とその発展形である「新しい生活様式」
・仮に国内の感染者数が0になったとしても、「新しい生活様式」から「元の生活様式」に変わることはないだろう。そもそも「新しい」って言っちゃってる時点でものすごく未来志向だし。
そんなことを基礎情報に、参加者各自の近況を報告。
<仕事面>
・うまくいってない部分:業務の停止。生活リズムの乱れ。
・うまくいっている部分:新たな取り組みにチャレンジできる。業務の効率化。
<生活面>
・うまくいってない部分:家庭内でも距離が取られるように。
・うまくいっている部分:自宅の滞在時間が増え、家族との時間が増えた。テークアウトなどによって食のバリエーションが増えた。健康になった。
一概には言えないが、時間が生まれたことでできるようになったこと、再発見があったという人が多いのかも(忙しい気質の日本人特有?)
いよいよ本題の「アフターコロナのまちづくりをどうするよ」という話。はこの後で。
(書き手:街づくりまんぼう 苅谷)
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