あぶくま君のツイートから得られる事柄についてまとめ

はじめに

自称震災孤児のあぶくま君 @abukumakum に関する検証の第3弾です。
あぶくま君についてご存じない方はまずは第1弾、第2弾の記事をお読みください↓

今回はあぶくま君の漫画以外のツイートから得られる情報をまとめていきたいと思います。あぶくま君は普段は漫画をアップロードする以外のツイートをほぼ行っていません。しかし、漫画掲載初期にはわりと頻繁にツイートをしていました。恐らくまだ設定が固まっていない&矛盾があまりバレていなかったためだと思われます。
それとは別に上記にまとめた上記でまとめた朝日新聞社GLOBE+の記事が掲載された直後急にツイートをしはじめ疑問点を指摘するユーザーとレスバしていました。

ではまとめていきます。

1・津波の後は「何も残っていない」

漫画その7への感想に返答したツイートになります↓

ちょっと調べればわかりますけど津波の後は瓦礫だらけでとてもこうやって素手で地面なんて掘れないんですよ。

2011年3月21日の時点でも瓦礫は片付いていないし水も全く引いていません。

当時の状況と全く違う漫画を描いて「皆さんに少しでも知ってもらえたら」とはどういうことなんでしょうね?

2・日本全体が混乱していたため網から網へと抜けて行ってしまった

togetterまとめでも散々指摘していますが、南相馬市は津波被害が市街地及び市役所に及んでいないため他の津波で壊滅的な被害を受けた市町村に比べると行政はかなりまともに機能していました。また福島県中学校長会の報告書「ふくしまを生きる・平成24年3月」に原町第一中学校からの報告が載っており、「震災直後に生徒全員の安否確認を行った」「県外避難者についても避難先を確認した」と明記されています。

ちゃんと網に捕捉されていますけど…

3・思い出の場所は「リフレ富岡」と「浪江の大室屋」

⇒二つとも南相馬市からわざわざ電車に乗らないとたどりつけない距離にあり中学生が思い出の場所として挙げるのはなかなかに不自然。

リフレ富岡

大室屋

特に大室屋は味も料理も値段も普通の食堂のようで中学生がわざわざそこに行く理由が見いだせない。

4・住民票を「取った」

あぶくま君ウオッチ界隈が騒然となった問題発言です。まずは一連のツイートをご覧ください。

⇒えーと…引っ越したことないんすかね?住民票は「取る」ものでは無く転出届・転入届で「移す」ものなのですが。もし転出・転入届を出したのなら南相馬市に捕捉され孤児として保護されますよね??もし本当に新たに「取った」のなら犯罪ですが…

漫画投稿の初期から余りに矛盾が多く批判の意見はありましたが逆に擁護する意見も多々ありました。しかしこの「住民票を取った」発言のあたりから一気に流れが変わり批判の意見が多くなっていたように思います。

その後矛盾を指摘するツイートが多くなってしまったためかあぶくま君は2021年5月22日を最後に漫画掲載以外のツイートを行わなくなっていました。

ところが上記の通り朝日新聞社GLOBE+に自身のインタビュー記事が掲載されるやいなや五か月近く止めていた漫画以外のツイートを急に再開しました。ではそれらを見ていきたいと思います。

5・関根和弘記者へのリプに対して横から割り込みリプをかます

ツイート再開していきなり朝日新聞社GLOBE+でインタビュー記事を書いた関根和弘記者 @usausa_sekine へのリプに対して割り込みリプをかましました。

なんで割り込んでるの???関根和弘記者のTL覗いてないとこの反応できないですよね???

謎の割り込みリプの衝撃に隠れがちですがあぶくま君は重大な証言をしています。
①自宅は学校の近くにはない
②市街地は津波は到達していないが町はぼろぼろになっていた
③家は海のそばにある
⇒まず②ですが、この発言は嘘です。googleのストリートビューで確認すればわかりますが被災後も古い建物がめっちゃ残ってます。南相馬市災害記録誌にも「ぼろぼろになった市街地」の写真は一枚もありません。
⇒また①③を総合するとあぶくま君は市街地の学校に海沿いの地域から学区外の通学をしていたという個人が特定されまくる情報を事実だと認めてしまっています。なんだこれ。

6・通っていたのは原町第一中学校と認める?

⇒これはちょっと微妙なところなんですが、「漫画の中でも到達していないでしょ?」と言ってる=そういう体験があったということになるような気がします。ちょっと根拠としては弱いですが…ただあぶくま君は自身が発表している漫画で被災後に何故か市役所に歩いて行っている(原町第一中学校は避難所なのですが…)のですがその中で「いつもなら15分くらいの距離」と言っています。

海沿いの家からギリギリ通える範囲で市役所まで15分で歩いて行ける中学校って原町第一中学校しか存在しないので上記ツイートほぼ関係なく確定なんですけどね。

原町第一中学校

原町第二中学校

原町第三中学校

7・自分(あぶくま君)の存在は南相馬市は完全否定していない

>南相馬市とは被災証明書とか国保免除証明の件でこれまで何度も連絡をとっているので完全否定はされてないですよ。
南相馬市こども家庭課に電話にて確認したところ職員の方が「あぶくま君のような孤児の存在は確認していない。南相馬市としてはフィクションであると捉えている。もし本当に孤児であるならば早急に名乗り出て連絡して欲しい。むしろこちらが連絡先を知りたい」とおっしゃってました。被災証明書や国保の件で連絡しているという旨もお伝えしましたが「南相馬市役所では把握していない」そうです。間違いなく完全否定ですね。

⇒このツイートもう一点非常に重要な証言が含まれています。「国保免除証明の件」で南相馬市に連絡をしたそうですが、国保の免除については住民登録をしている市役所の国民年金担当窓口へ申請する必要があるんですよね
つまりあぶくま君は現在もしくは過去に南相馬市に
転入届を提出して住民票を移している(いた)ということになります。それなのに南相馬市ではあぶくま君に該当する人物の存在は確認できないそうです。

戸籍が滅茶苦茶!もうちょっと設定考えてからツイートして欲しいですね…

8・証明として被災証明を送ればいいのか?

⇒先ほどのツイートの続きですね。あぶくま君としては大変珍しくレスバをしています。「孤児である証拠を出してね」と主張するツイートに対してあぶくま君は「被災証明書の写真を送ればいいですか?」とツイートしていますが、南相馬市こども家庭課に電話で確認したところ「孤児の公的な証明書などは南相馬市では発行していない。被災証明書はあくまで被災した証明であり震災で孤児になったことを証明するものでは無い」とのことでした。あぶくま君の華麗な論点ずらしですね。まるで朝日新聞みたい。

9・証明送るからお前の個人情報をよこせ

上記のレスバの続きですね

>匿名で私を罵倒するアカウントを作っておいて私の個人情報を教えろって卑怯ですよ。あなたのお名前とご住所を教えていただいたらそこにお送りします。
⇒うーん…住所氏名教えろとかヤクザかな?というか「個人情報を教えろ」ではなく「行政記録との矛盾点について説明しろ」と言ってるんですが。実に華麗な論点ずらしです。まるで朝日新聞みたい。


10・実は漫画にはフェイクを入れている

>先ほどから何度も言ってますが、特定される可能性があるからわざわざ一部フェイクを入れたりぼかしてるんです。
先ほどのレスバのツイートですがこれも何気に重要な証言ですね。あぶくま君はどの部分がフェイクであるのか具体的に明かしていないので「震災の記憶を風化させないために当時の事を漫画で発信していきます。みなさんに当時の様子を知っていただけたらと思います。」という漫画の目的が全く意味をなさないものとなっています。
また、漫画の中で「南相馬市役所が全く機能していなかった」という当時の記録と全く異なる状況を表したセリフや描写が頻繁に出てくるのですが、

・これがもしフェイクだとすると⇒虚偽で南相馬市の信用を棄損した
・フェイクではない事実だ⇒数多くの公的な記録との矛盾をどう証明するのか?証明できないなら根拠のないデマで南相馬市に風評被害を与えたことに

と、どう転んでもアウトな結末が待ち構えていますが大丈夫ですか?

11・レスバ、さらに過熱。イキり散らすあぶくま君

先ほどのレスバの続きですね

>あなたみたいな悪意を持った人を想定していなかったからです。
⇒悪意を持った人物を想定していなかった
のに作品の初期から特定防止のために自らの体験談にフェイクを入れるあぶくま君。ちょっと何言ってるかわからないです。設定がブレブレですね。

12・さらにイキり散らし個人情報を要求するあぶくま君。その結末とは…

レスバの結末です。

Q:結局どうなったの?

A:実際に住所氏名提供してやるという猛者が現れあぶくま君は沈黙してしまいました。

コントかな??

13・最後に

あぶくま君は人に住所氏名を要求してイキり散らす前にもし本当に孤児ならまずはあなたの住所氏名連絡先を南相馬市こども家庭課にお伝えください。ぜひ連絡して欲しいと仰っていました。電話でも丁寧に対応していただけますよ。

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