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世界に色が生まれる経験をしたいと思ったの
最近聞き出したラジオ「ラジオ深夜便」
といっても、リアルは聞けないからアーカイブを聴いています。
先日、夏井いつきさんの話があり、なんだかとても惹かれて繰り返し聴いていたのだけど、知らぬ間にアーカイブが終了していました。
(期間ちゃんと確認して私!w)
このままだと忘れてしまうから、ここに書き残しておこうと思ったので書いています。
いつもなら「ただ惹かれた」で終わるけれど。この「ただ」のところを深く掘っていくのが苦手作業ですが…とりあえず書いてみます。
さて
夏井さんの話でまず気になったのは、季語の話。風の季語で、春は「風光る」夏は「風薫る」になるということで、それを知ると世界に色が生まれる。
知るだけじゃなく、知って意識して五感で感じて、初めて自分のものになるんだと思ったのが印象的でした。
確かに、晴天の中で吹く風を感じながら、風が光っているのか光の中を風が走るのか…なんて心が感じるだけでも、ときめくよなぁ。
五感で言うと
夏井さんから「桜の花びらを触ったことがありますか?」と問い。問われたアナウンサーさんは「いえ、ないです」。夏井さんは「触ってごらん、冷たいんよ」と言われていたのです。
ほんまかな…と思って、私この前触れてみました。薄くてはかなくて透き通るようで、ちょっとびっくりしました。なんか、消えそうな感じでした。続けて、チューリップも触れてみました。チューリップはちょっと厚めの花びらで、丸っこく中を包み込んでいる感じがちょっと男前な感じがしました。包容力がある感じ。
今までチューリップってかわいい~って感じだったのに、また違う感想でした。
五感の中の「触」ってちょっとやってなかったかもなぁと改めて思ったのでした。
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話は戻り
俳句に対するハードルを下げたい夏井さん。「俳句難しいわぁ」という人には「あなたは芭蕉か子規になりたいの?」と問うそうです。
あは、たしかに。なりたいわけではありません。続けて、アナウンサーから「某番組で、いい句と悪い句を両方発表しているのはなぜか?」と問われ、「いい句ばかりだと、“そんないい句はできない”と、初心者の方に思われてしまう。悪い句も発表してさらに良くなる点をいうことで、みんなが伸びていく。できてない人をおとしめるためではない」と。
そうなんですよね~これ私ひそかに思っていたのですよ。ダメって言われるのって、私ならいやかもなぁ…っていうか嫌だな笑
でもそれは、ダメなんじゃなくて、さらによくなる道しるべを示すことだと解釈すれば、いいことなのかもしれないね。その人を悪く言うことと、つい混同してしまいがちだけど、そうじゃないって。きちんと分けておかないと自分で自分を苦しめるだけかもなぁ。
(※便宜上、悪い句と書いていますが、悪いというわけではありません)
まとめ
俳句の種を撒く活動と、自らの活動のことを
おっしゃていた夏井さん。俳句の魅力は?と聞かれ、「書く魅力・詠む魅力・どの方面からの魅力よ?それぞれ違う魅力があるやん」とおっしゃていましたが、私はまずは季語に惹かれます。
日本語って繊細に切り取った言葉が実はたくさんあるんだなと、ぼんやりは思っていたけれど。季語を感じるってことは、月日の中でなんとなく変わっていくことをなんとなくで終わらせないためのものでもあるのかな、なんて思いました。
(まとまってないけどまとめです笑)
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