カワキチFX

運用会社勤務の20代後半。認定テクニカルアナリスト。為替を中心に日経平均などの株式指数…

カワキチFX

運用会社勤務の20代後半。認定テクニカルアナリスト。為替を中心に日経平均などの株式指数、金、原油などの商品も取引しています。

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プロスペクト理論

FXの世界ではよく耳にする言葉かもしれませんが、この人間の行動心理を理解していないといくら勝てるといわれる手法を知っていても使いこなせることが出来ません。 「プロスペクト理論」とは プロスペクトとは英語で「期待」という意味で、人間は利益と損失の期待値をどう考えているのかを表したものです。 結果から言うと人間は、 得をするよりも、損をしたくない傾向が強いといっているのがこのプロスペクト理論です。 例えば、 例1:あなたの目の前に、以下の二つの選択肢があるとします。 1

    • 日銀金融政策決定会合

      日銀は27日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を決定しました。 “「年間80兆円をめどとする」としていた日銀の国債買い入れ額の上限を設けず、必要な量を購入” ”社債やCP(コマーシャルペーパー)の買い入れ上限も合計7兆4000億円から合計20兆円まで拡大“ と発表されました。    国債の買い入れ上限撤廃、社債やCPの購入枠拡大で金融市場へ資金を供給し、金利上昇を抑制、コロナで影響を受けたき企業の資金繰りを支援する。国民へ一律10万円の給付のための財源確保する目的があり

      • 原油暴落

        WTI原油5月物が史上初めてマイナス価格となりました。6月物も43.4%暴落に。。。 コロナの影響で、世界経済の稼働停止が起こり、原油の需要と供給のバランスが崩れ、原油需要が大幅に落ち込みました。 原油が使われないことで原油貯蔵タンクが満杯になり、原油在庫を抱える維持費だけがかさむ中で、安くても原油を売りたい圧力が強くなり原油価格をさらに押し下げた形となりました。 そして、需要が大幅に落ち込んだだけではなく、供給過剰が原油価格を押し下げた原因でもあります。 今月のOPEC

        • ドル円・日経平均ともに横ばい

          ~ドル円~ 原油の急落を受け、ドル円は上値を抑えられる展開となり小幅な1時間足レンジの下限まで下落していきました。 その後、ドル円は原油5月物の21日の最終取引終了後に原油の下落一服、テクニカルでの短期足レンジ下限ということもあり反発し上昇しました。日々の経済指標やニュースに小幅に反応しながら、引き続き小幅なレンジを上下に行ったり来たりする展開です。 次に大きく動くために力を蓄えているようにも思えますが、今月は大きくトレンドが発生する可能性は低く、引き続きもみ合いになりそ

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          こんにちわ。kawakitiです。 大学卒業後、運用会社に就職し為替や総合株式指数、商品などのトレーディング部門でトレード、分析を行っているテクニカルアナリストです。 個人でも、7年ほどFXのトレードを行っており、現在は月に50万円~100万円ほど利益を出しています。 テクニカル分析とファンダ分析を融合したテクノファンダ分析をもとにトレードを行っています。 こちらでは、トレーダーの皆さまに利益を伸ばす有益な情報を配信できればと思っていますのでよろしくお願いします!!