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恵比寿の個室ワークスペース、実証実験を開始します!


半径100mの人と人を繋げるというミッションを掲げる株式会社Goldilocksの川路と申します。

当社が手掛ける新規事業:サブスクリプション型の個室ワークスペース DOORs 2nd Room の新たな実証実験への参加概要ならびに背景を紹介させていただきます。

恵比寿のDOORs 2nd Room 

【実証実験概要】

  • 実証期間:2023年9月から約3ヶ月

  • 場所:恵比寿2丁目12所在の個室ワークスペース

  • 対象:恵比寿から半径2km以内にお住まいの方もしくは定期的に恵比寿に来られる方

  • 内容:3ヶ月間にわたり、個室のワークスペースを週2回(1回4時間程度)以上お使いいただけます

  • 利用時間:24時間利用可能

  • 人数:限定8名

  • 申し込み方法:公式LINEに登録後に専用フォームより申し込み

  • 選考:オンライン面談後決定させていただきます

  • 費用:月額3万円▶︎1万円(クレジットカード支払い)

  • 備考:

  • 利用開始前に利用時間枠(週に2回:4時間)を設定いただきます

    • 8人*週2枠=16枠以外の時間帯は自由に予約いただけます

  • 月に1度ヒアリング(オンライン)にご協力いただきます

  • 当社の事業PRの際にお名前等可能な範囲で利用許可をお願いいたします


参考:
中心部が今回の拠点で、赤い円がちょうど1.5kmの距離。
徒歩だと18〜20分、自転車だと5〜6分です。



【事業の背景】

集中力を高めて働き、自分を自由に開放できる空間を提供


個室のワークスペースといえば、駅で見かけるBOX空間や、勉強・自習などの名前を冠した場所を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、私たちが提供するのはこれまでの空間とはまったく異なる、極めてプライベートかつ集中力を高めるための空間です。

DOORs東日本橋のスペース

この事業の根底にある思いとして、"働く"という概念がますます民主化されていくという強い信念が我々にはあります。
デジタルツールの進化によりナレッジワークの大半はパソコン内で完結するようになりました。提案書、見積書、請求書、企画書、報告書など、これら全ての業務が場所に拘束されることなく、1台のパソコンで完結可能になりつつあります。
この流れはフリーランスだけでなく、大企業のナレッジワーカーにも広がっています。現代における働き方のコアな部分は、作業ではなく集中して考えることや情報のインプット・アウトプットにシフトしています。同僚や仲間と共に協力して仕事を進める場合、対面でのコミュニケーションが重要です。そのため、集まる場所つまりセントラルオフィスの役割はより重要になっています。
一方で、集中してアイデアを練ったり考え事をする、また没頭して作業するようなシーンではよりプライベートが重視されると考えます。

果たして駅の会議BOXやカフェの空間、会社内のウェブ会議ブースなどは、情報のインプットやアウトプットに最適な場所でしょうか?WEBブースはオンライン会議での利用を基本としており、よりパーソナルな執務空間としては狭すぎます。
個人専用の空間で、音楽を聴いたり、イヤホンをつけずに音楽を聴いたり、時に読書を楽しんだり、疲れた時には昼寝をしたりする自由な空間が求められています。多くの人々が週に何度か、じっくりと誰にも邪魔されない時間を持ちたいと願っており、多くの賢人たちもその時間の重要性について触れています。

市場の傾向と費用


オフィス空間の歴史を紐解いてみると、従来は大きなオフィスで全員が集まって全ての業務を行うことが一般的でしたが、2000年頃からは、共用部分を他社とシェアしたり、他社のワーカーと交流しながら仕事ができるスペースが増えてきました。コワーキングスペースやシェアオフィスとさまざまな呼び方をされますが、大きくはフレキシブルオフィスと言われこの市場は伸び続けています。

https://soken.xymax.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/2302-flexible_office_survey_2023_fig1.png
【図表1】フレキシブルオフィスの拠点数(東京23区)
PDF版ダウンロード 2023.02.07 フレキシブルオフィス市場調査2023

そして、コロナ禍の2020年代に入ってから新たな潮流が出現しています。経営層やフリーランスの一部の人々が、個別の作業場を借りて仕事をするケースが増えてきました。
従来から作詞家や小説家、デザイナーといった方々は個人のアトリエを持つことが一般的でした。AIによる雑務の自動化の進展により、ナレッジワーカーの仕事はますます集中して考えたりするワークに特化したものになると考えています。

そういった背景を踏まえ、1人で集中できる専用のワークスペースを提供するプロジェクトが開始しました。通常はこういったアトリエを個人でセットアップする場合、初期費用として100万円以上かかり、家賃を含め10万円以上の月額費用がかかってきます。つまり年間150万円の費用を負担できる方のみのスペースになります。もしかしたら年収が2500万円を超えるような方のみが手に入れられるスペースであったかもしれません。しかし、多くの人々が自宅でテレワークを行っている中で、気分転換や集中作業を行える場所が求められています。そこでセカンドルームというサービスの出番です。

利用イメージ


具体的なサービス内容としては、
1部屋を最大8人で共有し、利用する際は各人1人での使用です。(場合によってはチームミーティングやディスカッションの相手と一緒に使用する形も可能です)
24時間365日を8人で共有する形態です。
月額課金形式で、最初に1日を5枠に区切った1週間35の枠の中から一人づつ2枠をお選びいただきます。

DOORsの枠イメージ

第一希望と第二希望の2つの枠を指定していただき、希望が重ならなければそのまま利用できるようになっています。習慣的に週に2回程度集中の時間を事前に設けていただくことになります。この週35枠を、8人で16枠決めていただいても残り19枠が空いている状態を保っています。この残りの枠は8人が誰がどの時間に使っても問題ありません。空いていればすぐに利用することが可能です。

DOORs利用者の枠管理イメージ

通常、一人当たりの利用時間は50から60時間程度になります。あまり使用されない深夜の時間帯などでも、空いていればいつでも利用することができます。


ご近所さんとつながるきっかけを


この個人専用のワークスペースは、同じ場所を共有する8人という仲間たちが同時にこの空間で交流することは難しいかもしれませんが、知り合いになる可能性を秘めています。日々同じ場所を使うメンバー同士が情報交換を通じて、同じ地域やエリアに住む友達や知り合いを作るチャンスがあると考えています。そこで、恵比寿のプロジェクトでは、これらの8人がどのようにして小さなコミュニティを築いていくか、実証実験を行いたいと思っています。


具体的な実験内容として、オープンチャットを活用して日々の利用報告や情報交換を行います。共有スペースの本棚の利用や時間の融通についてもコミュニケーションが取れます(例:「今週は出張で火曜日の午前が開いています。誰か利用できますか?」など)。

このプロジェクトでは、3カ月間にわたって週に2回、このワークスペースを利用しながら、直接顔を合わさない状態で、地元の8人と知り合いになれるのかを実験します。

どのようなシナジーが生まれるかを実験しながら学ぶことを目指しています。この実験に興味を持っていただける方は、ぜひ以下のホームページよりにご登録いただければ幸いです。
https://doors2ndroom.com/ebisu


半径100mの人と人をつなぐ。その想いを形にして参ります。どうか、ご期待ください。

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