ALDENというブランドを考える
こんにちは、こんばんは。
今足ツボマッサージを受けながらこれを書いてます。
気持ち良くて寝そうなんですが踏ん張ります。
昨日磨いたALDEN1339
今日さっそく履きました。
円安の兼ね合いもあり値上げするとかしないとか話題になってますね。
オールデンに限らず全ての革靴は今が1番安いわけで。
これから価格が下がるということはまずないでしょう。
このブログを読んでいただいている方にこれからオールデン買ってみようという方は多分いないと思いますが、今回はそんな方にも見てもらいたいリアルユーザーの声を書き連ねていけたらと思います。
※コードバンモデルを前提として書いています。
ALDEN1339
私が所有しているのはチャッカブーツ。
革はホーウィン社のシェルコードバンNo.8(バーガンディ)。
ブリフトアッシュ創業者の一人である明石優さんが履かれているのをドキュメンタリー映像で観て、それ以来買うまで憧れの靴でした。
元々チャッカブーツが大好物でしたし。
プレーントゥのチャッカブーツはコードバンのダイナミックな皺を味わうのにはもってこい。
コードバンは傷などを隠せることからブラックやバーガンディが多くを占めますが、オールデンではウイスキーコードバンなどのレアカラーも色々とあり面白いですよね。
オールデンの良いところ
①デザイン
アメリカ靴らしく甲が低く全体的に丸みを帯びたデザイン。
ドレスもカジュアルもある程度幅広く対応できる汎用性。
ムラ感あるオイルコードバン。
ホーウィン社との密接な関係もあり、ここまでコードバンのモデルが代名詞になるブランドは他にないでしょう。
上記の点を総合的に踏まえ、似たものはあれど唯一無二の存在感があります。
②履き心地の良さ
これに関してはよく言われていますが、私も完全に同意です。
木型の種類が豊富なので一概に言えませんが、バリーラストに関してはゆとりがある中でも足あたりが良く、接地感触も柔らかです。
見た目重そうですが、実際そこまで重量は感じないのもまた不思議。
履き心地を語るならモディファイドラスト履いてからなんでしょうけど、すみません私は所有していないので...
③エイジング
よくインスタ等で履き込まれたオールデンを拝見します。
ホーウィンのコードバンの魅力はシワや色合いはもちろんですが、その色抜けだと個人的には感じます。
日頃どんな手入れをするか、どれだけ日にあたっているかで絶妙に違った色の変化を見せてくれます。
これはその域に達したらまた書きたいですね。
④靴磨きが楽しい
コードバンはよく光ります。
発色も艶もやはりガラスレザーには真似できない奥深さがあります。
特に鏡面磨きを施したコードバンは、それはもう革とか靴とかの次元ではない美しさを放っています。
磨いた直後に履けばニヤニヤが止まりません。
正直微妙なところ
①作りが雑
今更私が言及するまでもないですが、10万円を超える靴としては極めてクオリティは低いです。
コバやステッチの仕上げ、ライニングへの塗料のはみだし、ダシ縫いの甘さ、ヒールスプリングをはじめとする左右差など...
それを凌駕する魅力があるので人気なのも承知ですし、私自身細かいところをアメリカ靴に求めてないので良いんですけれども。
職場等、製靴や修理に携わっている周りの人からは軒並み不評でたまに悲しくなります...笑
②現行のコードバンの質には疑問?
革質はどのブランドもそうですが年々落ちてきているという話、オールデンも例外ではないというか顕著という話はたまに耳にします。
自身であれこれ確認したわけでもないため書くかは悩みましたが、10万円超の靴としてはディンケラッカーの方が現状はコードバンの質も高く感じます。
趣旨の異なる靴なので比べるのもナンセンスですが、もし今なら私はディンケラッカーを選んだかもしれません。
ディンケラッカーは工場閉鎖の関係により全然別な事情でブランドの分岐点ではありますけどね。
それでもお気に入りの一足
どうあれ憧れて買ったものですから、これからも大切に履きますけどね!
買ってまだ1年くらい、これから梅雨に入るのでますます履き辛い時期ではありますがタイミング見つけて育てていきたい。
にしてもオールデンの唯一無二感は本当になんなんでしょうね(笑)
まだまだ私は沼の浅いところにしかいないのかもしれません。
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