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GUサンダル改造完了

こんにちは、こんばんは。


今回の修理の経緯は下記の記事より↓



友人から委託されていた修理が完了しました。

私は修理職人の見習いを始めてまだ3ヶ月。

スポンジシートの(軽い)オールソールなんてやったことないですがこれも勉強ということで。


そもそも製品が接着不良?

買ってすぐソールが剥がれたというから接着面を見たら、接着剤が部分的に浮いてるような感じがしました。

スポンジ系だとプライマーという下処理剤をボンド塗布前に使うのですが、プライマーも種類がありその選定が間違っているのかなんなのか...

とにかく新品の製品としてこれはどうなのってところは見受けられました。

ブランドディスをしたいわけではありませんが、最低限の機能性は担保して欲しいなと思います。


レッツ改造

VIBRAM 9105 GLOXI CUT
元の接着剤をグラインダーで除去

以前ご紹介したビブラム社のソールを接着、その後はミッドソールの形に合わせて削ります。

サラリーマンなので詳しい作業工程は省きますが、スポンジ系はグラインダーで当て方を間違えると弾んで危険です。

加えて削れ易い...

また、最後の仕上げとして毛バフの摩擦熱で溶かすイメージ?でコバのフラットをより綺麗に出すのですが、ミッドソールのスポンジとビブラムのソールは微妙に素材配合が違うためか収縮率が異なり面一にするのに苦労しました。

まぁそんなこんなで素人同然のお恥ずかしい作業でしたが精一杯作業させていただきました。


完成品

厚底サンダルに変身!

クオリティは大目に見てください、、、

見た目は言うまでもなく迫力が出ました。

意外だったのは履き心地の改善。

以前は薄いラバーのアウトソールが付いており、フットベッドもラバー的な何か?で履き心地が硬かったのですが、今回のソールは分厚くクッション性もあるのでその点かなり改善されました。


無事お渡し完了

特に履き心地など喜んでもらえたかなと思います。

友人は太めのパンツをよく履いていることもあり結構しっくりくる感じもありました。

今回のように、ソールひとつで極端に印象を変えられるので修理は面白いなと思います。

彼だけのオリジナル仕様として、外の世界でたくさん履いてもらえることを願うばかり...!


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