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レザーソールのメリットを考える

こんにちは、こんばんは。

この1週間ガッツリ体調を崩しておりました。

季節の変わり目なのか、溜めていた疲労が出てきたのか...

数日更新止めてましたが今日も元気にやっていきます!


はじめに

今日のお題は正直感覚的な部分が非常に大きく、また個人差もあります。

保険かけるわけでも何でもなく、各々好きなもの履けば良いと思いますし。

あと写真はほとんど用意していないので文字の羅列になってしまいました、すみません...


個人的メリット① 修理のし易さ

個人的に最大のメリットはこれだと思います。

アッパーもそうですが、他の素材と比べ段違いに修理や誤魔化しの選択肢というかアプローチが多い。

究極減った部分は足せば良いし。

部材の交換も比較的楽。

もちろん外観等には影響ありますが。

極論ですけども、底に穴が空いても革の端材を接着して面を整えることだってできます。

たまにあるんですが、穴は空いてもオールソールは金銭的にしたくないというご依頼。

その場合つま先と底の減りを革で埋めてハーフラバー張るという対処をします。

履き心地に悪影響があるので全くおすすめしませんけど...


個人的メリット② 屈曲性

これは言うまでもなく。

ラバーも最近は色々な種類がありますけど、レザーソールの屈曲性や履き心地は唯一無二。

ハーフラバー張ると返りが悪くなるから嫌という方も一定数おられますよね。

特にマッケイ製法の靴にハーフラバーご希望の方には薄めのものをご提案するようにはしています。

ワークブーツにも慣れている私としては全く気にしたことないですけど...笑



私が考えるメリットは以上!

デメリットは読者の皆さまが考えるものとそんなに違わないかと思います。

TADA

1つ各メディアに問いたいことがあるのでそれだけ聞いてほしい。



通気性が高いって言ってる人本当ですか???

ある意味本当だと思います、素材として見れば。

けど靴になった場合どうでしょう。

中物中底には接着剤が使われています。

ミッドソールがある物なら尚更。

接着剤は元をたどればゴム。

当然乾燥すれば薄い膜を張った状態になります。

正直通気性は靴という形になった時点でかなり低いところまで落ちているはず。

通気性を高めるならむしろアッパーやライニングを気にすべき。

この辺は靴作りに関与している方々から言われて納得しました。

全然私個人の意見ではないので悪しからず。


メリットかデメリットか微妙な点

最後にここも少し触れておこうと思います。

これはデザイン性。

コバの仕上がりとかヒドゥンとかフィドルバックにべベルドウェストetc

特にビスポークに顕著ですが、作り手の意匠があらわれやすい部分ですね。

ただ、個人的な意見なので流してもらって結構なんですけど、ソールはアッパーと逆で新品の時が1番魅力的じゃない?って思うんです。

履いた瞬間傷つき塗装も剥げ...

もちろんそれぞれの意匠には敬意を持っていますし、底面の話なんてもうロマンの域だと思いますが、履かれたレザーソールの底面に全く良さを感じません...

なんならトイレとか行きづらいし不衛生じゃ...

まぁオリジンを考えれば、そもそも絨毯の上を歩くこと前提で設計されてますしね。

お客様でいらっしゃいます、ほとんど路面を歩かないジョンロブユーザーの方。

羨ましい...


なんだか少しトゲのある内容になってしまっているかもしれませんが、私自身ワークブーツ以外はレザーソールしか持っていませんので。

(↑後で気付いて書き足していますがパラブーツがあった)

素のままで履いているものもありますし、ハーフラバーやスチールで加工しているものもあります。

靴によってデザインや機能性、そしてロマンのどこを取りたいかって話ですよね。

なんだかんだ言ってレザーソール好きです。

とんでもない勢いで価格高騰してますけども、、、


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