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タニノクリスチー改造1回戦
こんにちは、こんばんは。
以前購入したタニノクリスチーを予告通り黒染めしていきます。
ブラウンも良いんですけどね、(多分)カビ跡のようなものも見受けられるのでいっそのこともとより希望していた黒に染めてしまえと。
①脱色
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78263536/picture_pc_0a3421d448921fe3278b90de490a65c3.jpg?width=1200)
サフィールの脱色剤を。
しかし
全く脱色できず...
それならば...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78263601/picture_pc_74d6280f45da8979ad8e987f2c0cde0d.jpg?width=1200)
おなじみリグロイン先生。
しかしこれも全く歯が立たず...
早々に諦め次の工程へ。
②マスキング
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78263714/picture_pc_6a69e6372a18cd2ca7fa463ba81af9e2.jpg?width=1200)
後々気づきましたが、ジョッパーブーツなので構造上アッパーが重なる面積が広く、かなりマスキングに時間を取られました。
面倒くさいこと限りなし。
③染色
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78263817/picture_pc_0429ab27e7a52e0d4e47ac2b58a405c8.jpg?width=1200)
これは業務用ですが、最近は小さいサイズを一般向けに卸しているところもあるみたいです。
現状アマゾンジャパン等では取り扱いありません。
写真手前のポンポンみたいなので塗っていきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78264024/picture_pc_a651c265c39d692dd1eabea650edc7a5.jpg?width=1200)
ガラス容器に入れるとこんな感じ。
かなり青味がかった黒。
スピランは赤みが強いため今回はこちらを選びました。
ここからが地獄の始まり
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78264170/picture_pc_73c1e623c727befeac73ebaca773f16b.jpg?width=1200)
先に書いたアッパーが重なるというのがこの部分。
塗りにくいだけでなく、量が多いと垂れてライニングまで染まります。
本当に二度とやりたくない...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78264360/picture_pc_3abf6f8a857b73686a18537236e86f50.jpg?width=1200)
少しずつ染まってはきました。
ただ写真ではわかりづらいですが、もとのブラウンと青みの強い染料の色が重なってダークバーガンディになってきている。
途中ネイビーを足したりしました。
染める面積が広いため格闘すること3時間、、、
本日の結果
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78264524/picture_pc_6eca75b7f85fadec4aeff7d170b3ca55.jpg?width=1200)
光の加減で見え方が違いますが、先芯やベルトのハイライト部分くらいが肉眼で見た色に近いです。
つまり黒は黒だが漆黒ではない。
完全な黒は難しいにしても、もう少し締まりが欲しいところ。
これはこれでベルルッティとかにありそうな色なんですけどね、悪くはないけども。
既にに大量の水分を含んだ状態で色も乗りにくいため、後日の延長戦へ持ち越しです。
果たしてどうなることやら。
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