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好き避けを攻略して、アノ人と結ばれてみませんか?

「こんなに好きなのに、いざ本人を目の前にするとなぜか避けてしまう」

皆さんにもこのような経験はありませんか?これは好き避けと呼ばれる状態で、あなたの恋愛を邪魔する悪魔のような心理状態です。

今回はこの好き避けについて解説し、どうすれば好き避けをせずに済むかを紹介します。

なぜ好き避けが起きるのか?

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まず心理学で説明すると防衛機制の一つ「反動形成」が作用している為です。

反動形成とは本心とは逆の行動を取る事で、よく小学生の男子が好きな女子にワザと意地悪する、アレです。

人間は自分の好意を相手に知られたくないという気持ちを多くの人が、大なり小なり持っています。特に過去の経験で

「アイツお前の事が好きらしいぞ~」

等とからかわれた経験があれば、その思いは一層強くなります。


もう一つ、「好き」という感情と同時に「嫌われたくない」という感情も発生し、この相反する感情が同時発生する事をダブル・バインドと言います。これは

「嫌われるくらいなら、いっそ現状維持でいい」

こんな風に考えてしまい、本当はもっと近づきたい、もっと仲良くなりたいと思っているのに、自分の気持ちを押し殺してしまおうとする作用です。

人は誰でも他人から嫌われる事にストレスを感じます。どうでもいいと思っている人だとしても、それなりにストレスを感じるのにまして好きな人から嫌われたらどうでしょう?しばらくメンタル的に立ち直れないくらいのダメージを負うことが容易に想像できますね。

どんな人が好き避けをしてしまうのか?

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①恋愛経験が少ない

あまり恋愛経験がないまま大人になった人に多く、自分の中に湧き上がったよく分からない気持ちに戸惑って相手と距離を置こうとする事があります。

「自分の好意が相手や周囲にバレたらどうしよう、むしろもうバレていたらどうすればいいのか?」

こんな事を無限ループで考えてしまい、頭がオーバーヒートしてしまうこともよくあります。

②プライドが高い

高学歴でエリート街道を歩いてきた人に多いです。

当然ですが恋愛は相手がいる事ですから、上手くいかない事も多くあります。

しかしプライドが高い人は人一倍失敗する事を恐れる心理傾向があり、仮にも相手にフラれた等という状況になったら心がバキバキに折れてしまいます。

その為「フラレたんじゃない。こっちからフッてやったんだ」と思い込みたいという心理も働き好き避けをしてしまう事があります。

③恥ずかしがり屋さん

恋愛経験が少ない人とも被りますが、ちょっとコミュ障気味の恥ずかしがり屋も好き避けしやすいです。

元々何でもない人と話すだけでも、恥ずかしがり屋の人にとっては重労働なのに、それに加えて自分の好きな人とだったら!?

もう完全にキャパオーバー。パソコンだったらハードディスクから煙が吹き出すくらいの状態です(笑)

これでは好きな相手から逃げ出すの一択しか無くなってしまうでしょう。

好き避けのあるある行動

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①ワザと距離を取る

好きな人が近くに来ると、どこかに行こうとしたり、それができない場合は座っている椅子を動かして遠ざかってみたり、物理的な距離を取ろうとします。

②冷たい態度を取る

好きな人が笑顔で話しかけてくれたのに

「あ、そう・・・」

と冷たく素っ気ない態度を取る。

もしくは

「お前最近太ったんじゃないか~」

「もうオジサンなのに、若い娘にデレデレして気持ち悪い」

こんな感じで相手をいじる事があります。

③目を合わせようとしない

目が合ってもすぐ逸らす。もしくは、そもそも目を合わせないよう、一生懸命視界に入らないよう挙動不審な動きになっているパターンがあります。

これは目が合ってしまうと、せっかく押し殺していた気持ちがコントロールできなくなったり、顔が真っ赤になってバレてしまうのを防ぎたいという心理が働いています。


こういった態度を取られると、取られた方は

「なんで嫌われたんだろう・・・」

こんな風に感じてしまい、自然と相手と距離を置こうとします。しかし好きな人に本当に嫌われる事なんて誰も望んでいないはずです。

ではどうすればいいのでしょうか?

好き避けを回避する対策方法

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①他人との比較を止める

自分の好きな人と他の異性が仲良く話していたら

「なんであの人はあんな楽しそうに話せるんだろう。それに比べて自分はなんでこんなんなんだろう・・・」

こんな風に落ち込んでしまうと、好きな人や好きな人と仲良く話している異性に対して嫉妬心が強くなり、結果好きな人にも、それ以外の人にも嫌われるという負のスパイラルに突入してしまいます。

②自信が持てる強みを作る

好き避けの最大の要因は「自分に自信がない」事です。

自信がないから「嫌われたらどうしよう」と考えるし、自信がないから「相手に変に思われたんじゃないか?」

こんな風にネガティブに考えすぎてしまいます。これを克服する為には自分に自信をもつのが最も効果的な対策になります。

大げさなものでなくても構わないので、そこら辺の人には負けないような強みを一つ持つことが重要です。

・料理が得意

・オシャレなお店をたくさん知っている

・ジムで体を鍛えている

・他人を喜ばせるような雑学に詳しい

・服のコーディネートが得意

こんなちょっとした事でも強みができれば自信になります。人は不思議なもので、一つ自信ができると他の事も自信をもてるようになるのです。

③笑顔で自分から積極的に話しかける

自分が好き避けをしていると分かり、かつその心理的理由まで分かっているのなら、後はとにかく自分から笑顔で積極的に話しかけましょう。

笑顔で好意的に接されて嫌な人などいません。そもそも好き避けしてしまうのは、相手とコミュニケーションを取ることに慣れていないからで、数をこなせば自然とできるようになってきます。

心理学でも接触回数が増えれば増える程、相手への好意が高まる事が証明されておりこれを「ザイオンス効果」と言います。たくさん接する方が、相手があなたに好意を感じる可能性はグンと高まります

仮にですが、積極的にアプローチした結果、相手にフラれるのならそれでいいのではないでしょうか?

それは所詮その程度の相手であったという事です。早めに見切りをつけられて、あなたの貴重な時間とエネルギーを節約できてラッキーだったと考えれば良いのです。

まとめ

好き避けの心理学的根拠「反動形成」

好き避けをしてしまう人

好き避けあるある行動

好き避けを回避する対策方法


好き避けは放っておくと、どんどん好きな相手から嫌われてしまいます。これでは本末転倒ですよね。

早めに対策をして、克服し、願わくば好きな人との恋愛が成就し、カップルになれるといいですね。


僕も若い頃は好き避けしていましたが、それで上手くいった事はなく、どうにか克服しようと考えました。

荒療治でしたが「当たって砕けろ」の精神で、とにかく話しかけるようにした結果、その方が上手くいった経験があります。

好き避けして、結果相手に嫌われてしまうくらいなら、積極的にアプローチして嫌われた方がまだマシ。そう考えれば気持ちが楽になるのではないでしょうか?



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