男は◯◯、女は◯◯を褒めて相手の心をガッチリ掴もう
自分に好意的な印象を持たせたい、機嫌を取りたい。そんな時に昔からあり、多くの人が使っているのが「相手を褒める事」だと思います。
「流石〇〇部長!!」
「やっぱり◯◯さんは違いますね~」
「◯◯大学出身なんて凄いですね」
皆さんも多くの褒め言葉を色々な人にこれまで使ってきたと思います。ところがこんな事を思った事はありませんか?
「男性のAさんには響いた褒め言葉も、女性のBさんにはあまり響かなかったな~」
実は褒めるべきポイントというのは男と女で大きく異なるのです。これを理解しないまま、漠然とお世辞を並べるだけでは相手に響かないばかりか「こいつ全然分かってないな。どうせ皆に同じような事言ってるんでしょ」とかえってあなたの評価を下げる結果になりかねません。
なので、今日は男と女で異なる「褒めポイント」について紹介します。
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男は「能力」を褒めろ
男の褒めポイントはズバリ「能力」です。
男というのは遥か昔の原始時代に最も求められた事は「狩りをして獲物を捕まえ、それを女や子どもに持って帰る」ことでした。そしてより高い確率で、より質の高い獲物を持って帰ってくる男が価値があると評価されていました。
現代は原始時代と違って狩りをする必要はありませんが、男にはこの本能がしっかりインプットされています。現代の男は「狩りの結果→仕事の結果」というふうに求める内容が変わっただけで、基本的なメカニズムは変わっていません。
つまり仕事で結果を出すために必要な能力を褒められるのが最も男の心に刺さるのです。例えば
「メッチャ鍛えられてますね。ジムでトレーニングしてるんですか?」
「あの超大手のC社の契約勝ち取ったんですってね。スゴイ」
「◯◯さんて、昔アメリカでMBA取得されたって聞いたんですけど、本当ですか!?」
他にも高い能力の結果得られたモノや地位について褒めるのも非常に効果的です。
「年収1000万円超えってスゴイ。どうやったらそんなに稼げるんですか?」
「◯◯さんの車ってポルシェですよね。超カッコいいです」
「その時計ロレックスですよね。自分もそんな時計つけてみたいです」
「東大出身てスゴイです。僕は逆立ちしても合格できないです」
「◯◯さんの年齢で部長って、完璧にエリートコース乗ってて羨ましいです」
こんな感じです。男は単純なので、多少わざとらしくても。仮に「こいつおだててるでしょ~」と心の中で思っていても、実際にこんな風に褒められるとほぼ100%嬉しくなります。特に女性にこういったポイントを褒められると男はメチャクチャ嬉しくなります。
女性は「行動」を褒めろ
女性は男性と異なり、結果や能力を褒められることにあまり喜びを感じません。それよりも相手の「行動」を褒める必要があります。
もっと言えば「行動や行為。結果よりもプロセス」を褒めるほうが、相手の心に刺さり効果的です。
原始時代に女性の役割は、自分たちの家を守り、子どもを育て、仲間の女性達同士で協力しながら木の実を集めたりすることが仕事でした。
そこでは争いごとをせず、協調しながら皆が毎日同じ仕事をコツコツとこなし続けることが大切でした。その感覚は現代になっても残っています。こういった背景を理解した上で褒め言葉を選ぶ必要があります。
例えばですが、仕事で良い結果を出した女性に対しては「今月は成績トップだね」と言うよりは「いつも遅くまで残業して、準備をしっかりやってくれているね」や「お客さんへいつも細かな心遣いができてるね」等の言葉のほうが確実に喜ばれます。
また共感能力の高さを理解した上で、相手の感情にフォーカスしながら褒めるのが効果的です。
「あのお客さんは、女性に対して上からな態度を取りやすいから、イライラすることもあると思うんだけど、いつも上手に対応してくれて助かってるよ」
「◯◯さんは子どもがまだ小さいから、家でも大変でしょう。無理しなくていいから、こっちができる仕事はいつでも手伝うから遠慮なく言ってね」
こんな風に相手の気持ちや行動を受け止めつつ褒めることが重要なポイントになります。
これは美人の女性を褒める時も効果的です。美人は普段から「キレイだね」「◯◯さんは何を着ても素敵だね」みたいなベタな言葉は聞き慣れているので響きません。
しかしそんな褒められ慣れてしまった美人でも、内面を褒められることはあまり無く、またこれに関しては何度褒められていたとしても喜びます。
「この間仕事でさり気なく助けてくれてありがとう。いつも◯◯さんの優しさに助けられてるよ」
「仕事の時はキリッとした表情なのに、ご飯食べてるときの幸せそうな表情のギャップが素敵ですね。なんかこっちも幸せな気分になっちゃいます」
こんな風に言われると「この人私の事をちゃんと見ていてくれているんだ。私の事を分かってくれているんだ」と嬉しくなり、褒めた相手が男性だった場合は恋愛感情をいだきやすくなるのです。
まとめ
・男は「能力」を褒める。その結果手に入れる「持ってるモノ」「学歴や地位」などを褒めるのが効果的
・女性は「行動やプロセス」を褒める。また共感能力の高さを理解し、相手の感情にフォーカスして褒めるのが効果的
こうして見ると男女で褒めて喜ぶポイントというのが大きく違うのが分かりますね。こういうちょっとしたポイントを知っているか知らないかで、相手の印象が大きく変わるのであれば使わない手はありません。是非明日から身近な相手を褒める時、このポイントを頭に入れて褒めてみてください。きっとこれまでと違うリアクションが引き出せるはずです。
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