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木々の下

木々の下は気温が低く感じることがありますよね。            6月だというのにこう真夏日が続くと木々の下は少し涼しくてほっとします。その涼を求めてよく明治神宮へと歩きます。  

明治神宮の森。コンクリートの照り返しと人いきれの町から鳥居をくぐればそこは別世界。明治神宮の森の間を粛々と歩き鳥の甲高い声と砂利を踏む足音に包まれているうちに、素粒子程の粒が肌に触れる感覚があり、まるで森羅万象の異次元で生きている”なにか”の吐く冷たい息が森を冷やしているような、そんな気さえしてきます。

木々の下がなぜ気温が低いのか。                   それは、葉で直射日光が避けられることもそうだけども、木々が土から水を吸い上げ光合成をして葉から水分を蒸発しているからだそうです。木々もそうやって暑さから自分の身を守っているんだとか。

明治神宮の森の中を歩けばわずかな涼で心まで軽くなります。今年の夏は暑い日が多くなりそうなので、訪れる機会も多そうです。


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