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卒研日記vol.1:はじめに

どうも。東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の川合です。
私、ついに大学4年になりました◎
4年生だからといって身が引き締まるわけでもなくw、
こんな自由な時間もラスト1年しかないのか〜残念だな〜と思ってしまう今日この頃です。

さて、今日なぜnoteを再び始めようかと思ったかというと、
ちゃんと卒業研究を記録に残し、研究の過程がどこかの地域に役に立って欲しいと思ったからです。(自分の学科では、4年時に個人個人で卒業研究をしなくてはなりません。他大学で言う卒業論文と同じような立ち位置のものという解釈で構いません。)

というわけで、ここからの私のnoteは4年生で行う卒業研究について日記として記録に残していきたいと思います。どうか暖かく見守っていただけると幸いです。

卒業研究のテーマと研究対象地

私の卒業研究のテーマはズバリ、
「鳥獣被害対策をコミュニティの力で解決する!」です!

人口減少で草刈りする人が減ってしまい、荒れた放棄地?が増えていたり、高齢化により里山で働く人たちの活動力が減ってきていることが、鳥獣の活動範囲の増加・被害拡大につながっています。

上の記事では、対策が上手くいっていて鳥獣被害による被害額が年々減っていると書いてありますが、鳥獣被害の諦めで農地の縮小が起きていたり、鳥獣の活動範囲が大きくなり、どこから鳥獣が現れるか予測が難しかったりと、農家にとって大きな痛手である事実は変わらないままだそうです。

そんな全国で困っている人が多い鳥獣被害対策に関して研究を行おうとしているのですが、今回私が研究対象地とさせていただいたのが、
宮城県の川崎町です!

川崎町は山形県と仙台市に挟まれた、自然豊かなまちです。国営みちのく湖畔公園やみやぎ蔵王セントメリースキー場のような名所があります。

自然に近い川崎町だからこそ、農業をやられている方々にとって鳥獣被害対策は大事な問題なのではと思いました。。

まずは川崎町を訪問しよう!

ただ、研究対象地が決まっても全然川崎町のことを知らなかったので、4/23〜4/29の川崎町に訪問を行いました。地域おこし協力隊の方々・観光協会の方など様々な方にヒアリングさせてもらいました。

(余談ですが、研究テーマが決まったのは最近のことで、当初の研究のテーマは考えていたものの、これでいけるのか?という気持ちがずっとありました。そのきっかけとなったのはこの訪問でした。)

訪問中に、「猟友会」という存在が川崎町の中でいることを聞きました。猟友会とは、猟師免許を持った方々の集団のことを指し、宮城県にも宮城県猟友会があり、川崎町は柴田支部という形で括られているそうです。

川崎町の猟友会はほぼ高齢者の方が所属しています。今回の訪問で話を聞いた観光協会・地域おこし協力隊のお二人も若く所属していますが、プロになるにも技術や知識がたくさん必要だそうで、まだまだ新人の域だそうです。また、「猟友会自体、高齢化が進んでいるので10年後どうなっているか不安だ」という声もありました。

私はこのことを聞いて、
猟師の世界は高齢化が進む一方で、まちの問題である鳥獣被害対策を、猟師免許の有無に関わらないコミュニティの力で解決できる仕組みを研究の中で作ろうと考えています。

今回はここまでとします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は川崎町の農林課・猟友会の方々にヒアリングをしてきたので、その報告を行いたいと思いますー!

(以下、川崎町に訪問した時の写真↓)

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約1週間ほど泊まらせてもらった移住体験施設ENGAWA

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自称プチパーマカルチャリスト 大森さんのとこにキノコ植え手伝い

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食事処まさる さんの絶品ハンバーグ定食

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おふくろ弁当 さんの唐揚げ弁当(500円…!)幸。

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地域おこし協力隊のお二人が行うゴミットに同行させていただきました

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最終日には少しの時間ですが、農家のお手伝いもさせていただきました
(俺の顔、ブスやな、、、)




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