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知りたいです 今日子さん そうだ本を読もう 「第4回」 掟上今日子の備忘録

以下ココヨリ六〇〇字ホド、スキップ可


人は、勘違いや思い込み、聞き間違いで多かれ少なかれ苦労するものであるけれどこの僕、河合創吾ほどの苦労しているやつはマゼランまで探しに行ったっていないだろう。先日も何を聞き間違えたのか、式場で服を着ずに友人代表スピーチをすると勘違いした弟が代表スピーチがいかに大事であるかを40分も使って解いてきた。全く困ったものだ。ほんとは、スキー場で服を着ずに滑るという冗談話だったのだが、後半部分どこから取って付けたのか、前回の僕が結婚すると勘違いし知り合い片っ端にLINEしようとした件からの話の弁解とごっちゃになってしまったのだろう。あのときは完全に勘違いをしていたようだったし、やれやれ僕の滑舌のほうが悪いのではないかと心配になってきてしまう。バレンタイン発狂事件や、壊れた4日間騒動もそうだが巻き込まれる人がふえればふえるほど後がめんどくさくなるものだ。やれやれ忘れたい事件であればあるほど、思い出してしまう。寝たら嫌なことだけ忘れてしまうことができたらと、考えるばかりである。おい河合と誰かが声をかけてきた。やれやれまた勘違いで問題になってしまったんだろう。今度はどんな容疑をかけられているのか、すぐ解けるのならいいのだが、

㋘いやなんだよこれ

西尾維新ぽい、文章が書きたかった。

㋘やめちまえ

えーー解説もこんな感じでいきたかったのに

㋘…………

あ、はい通常運転でいかせてもらいまーーす。


ホンへ

前座

電話相手に別の人の名前を言われ、浮気されたらこれの数100倍悲しいのかと考察する今日この頃いかかがおすごしでしょうか。

私は、元気です。あなたもそうでしょう。

また暗い話かとツッコミが入る前に行っておきますが、別に考察しただけですからね。むしろ教訓になりましたよ。ああ間違っても、違う人の名前で他の人を呼んではいけないんだって、あとねごとも注意しないと私にはそんなお相手いないけど、皆さんも注意してね。

この歌みたいになるから。

作品名

さて今回は、2月22日に読んだ
掟上今日子の備忘録(おきてがみきょうこのびぼうろく)
作者 西尾維新

前知識

一日しか記憶が続かない、もとい寝ると記憶がリセットされてしまうという
トンデモ能力を持っている探偵掟上今日子を軸とする忘却探偵シリーズその第1作目だそうですね。

今回初めて、西尾維新さんの作品を読むわけですが、面白いアニメを聞いたりするとき必ず名前が上がる物語シリーズという作品群があって、そっちの方で名前は知っていました。まあ、最近はどうなのかわかりませんが私がアニメをよく見ていた時期は少なくとも。

ネーミングセンスがすごいというか、文章がうまいというか、読みやすいがしゃれと言葉遊びが多いという感想をそのアニメを見て勝手にいだいていたわけですが。

感想

この本を読んだ感想は、うん意外なことばかり起きて楽しくてとまらない。掟上今日子をもっと見たくなる。知りたくなるそんなことを思いましたよ。
ふつーのミステリーにはない前向きさとか、一日という制約があるからこそのストーリー。

難解なトリックとか交錯する思惑とかではなく、掟上今日子が魅せてくるキャラクター性と虚を突かれたと唸ってしまう展開が魅力的でしたんね。他のキャラもいいのですが、記憶が消えるという特性から来るさまざまなギャップや、その人柄にとても惹かれるものがありました。

けして万能ではなく、間違った目算をするし、自身の気持ちを優先させてしまうこともあると、親しみが持てる?というのであっているのかわかりませんがまあそこら辺に惹かれたのでしょうね。


どんな話

どんな内容かというと5つの短編が書かれており、連続したお話で今日子さんと依頼人で巻き込まれ体質の隠館厄介(かくしだてやくすけ)とのことが途中から書かれている。視点は隠館さんのほう。

というかやっぱどう考えたら、隠館厄介なんていう名前を思いつくのでしょうか。名は体を表すとは言うがここまで的確な名前を創作できるとはさすがだなあ。掟上今日子さんのほうもドラマの宣伝のためのCMが流れていたのは結構前なのに覚えていて、文庫本のコーナーで見たときにすぐ手を取ることになった。ありそうでなさそうな名前で覚えにくそうなのにすっと入ってくる、すごいよなあーー

閑話休題

なんか話がそれてしまいましたが、続きを、途中から書かれていると書いてある通り、読者の視点では、1話となっていますが隠館は、初めてではなく何回目かの今日子さんとの出会い、だからこそわかりやすい。

ある程度、今日子さんへの知識を隠館がもっていることでスムーズに話が進んで読みやすい。たまに少し前の事件のことを引き合いに出したりするので、これ1話目なんだっけとなってしまうこともありましたが。

この1話から3話で探偵掟上今日子がどの様な人でどの様なスタンスで事件をといていくのか、隠館はどんな気持ちで今日子さんと接し、何を思うのか、がわかるようになっていて4話からの5話にかけての事件につながっていく感じですね。厳密にいうと3話からのような気もしますが、

気に入ってるとこ

前の話が次の話へ、いかされているとこがよくてですね。シリーズものと聞いていたので、コナンとかみたいだと完全に関係ない事件とかもあるのかと思っていたのですが1から5の話で、1つの物語となってるんですよね。

もっとも、隠館のほうで見た場合ですが、彼のある種の成長も見どころですね。彼の意外な行動や、最後の場面なんて良かったなって言葉をかけてやりたくなるぐらいですよ。

掟上さんのほうは気になる謎なんかが出てきて、このあたりが今後明らかになるのかなーーと。

ミステリーは自分で考える時が一番楽しいですから、いい引っ張り方だなと思いましたね。

あと最後の台詞は、反則だと思う。予想できなかった。何というか………
(以下いろいろ書いたが投稿する前に読み返したとき、消した。)

まとめ

ということで、彼女や、この話が気になるなと思った人は是非是非ご一読を
今日子さんが気になったら続きも買っちゃおう!!



一言で言うなら

㋘ながくね、今回

じゃあ一言で言おう、「彼女の記憶は一日だけ」という設定、掟上今日子の備忘録というタイトルが気になったやつは読め。

今回ホンへが長くなってしまったのはすません、興味を持ってもらいたくて頑張ったんだけどうまくまとまらなくて何回か

㋘結構はまったのね

続編を2冊一気に買うぐらいには、もうみんなにも読んでもらいたいな。こんなにはまったのは、獣の奏者以来だね。

㋘全巻買わせようとすな

一番好きな外伝刹那を読んでもらうにはこうするしかないのさ。
手段を選んじゃいらんないのよ。

㋘せめて関係ありそうなもの紹介しろよ

確かに

㋘おい、納得すんなよ。

ちな、新垣結衣さん主演のドラマ番もあるらしいすよ。星野源好きだから今度見てみよーー。

㋘そっちは貼らんのかい。

なんか悔しいじゃないですか、源はぼくのだぞ。

㋘わけわからんわ。


㋘:ツッコミ担当、あんまり頼ってばっかりになりたくないので
ホンへでは、使わなかった。頼ってばかりですまない。いろんな意味で





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