ミューズは光をもたらした。
映画『画家ボナール ピエールとマルト』を見ました。
奔放なボナールと、彼のミューズであるマルト。
なんて野生的で、むきだしの愛。
全身全霊の悦び。
それはどこか幻想的でもあった。
豊かな自然と、心身ともに裸のふたり。
たっぷりの光。美しい。
固く結ばれたふたり。
ボナールの描いた輝く色彩は、溢れんばかりの"幸福"に違いないだろう。
それにしても、浴槽のマルト。
絵になる美しさ。
ミューズとしての存在感。
忘れられない。
ボナールは、個人的に大好きな画家です。
美術館で彼の絵を発見すると、嬉しくなり、その絵の前からしばらく離れられなくなります。
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