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夏の日の記憶。

夏の夕暮れは泣きたくなるね。
ばいばいって言って、遠ざかる君の背中だけを遠くに遠くにみていた。

もう一度走って追いかけようか、
なんてことを考えながら。

さっき君と見た入道雲を思い出した。

入道雲がもくもくと現れて
と、思っているうちに急に消えて

君もあの入道雲のように消えてしまうんじゃないかと

不安になる、

確かに目の前にいる、遠ざかる君。

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