エイベックスを退職しません

2年2ヶ月勤めたエイベックス・エンタテインメント株式会社を退職しません。
明日も6月末も働きますし、今年度の有給消化は海外旅行に使いたいと思っています。

エイベックスへは早稲田大学を卒業して、新卒として入社しました。今は3年目社員といったところです。
最長で続いたバイトが2年弱だった気がするので、それ以上は続けられてよかったなと思います。

最近就活して入社した人として、色々なルートで私にたどり着いてOG訪問してくれるエンタメ業界志望の方がいるのですが、みなさん同じポイントを気にしているようなので、今回「退職しないエントリ」としてまとめさせていただきます。

1.入社経緯。

どうやって入ったのかですが、下記呼んで「察し、、、」となってほしいです。

大学3年生の秋に人事が募集しているアイデアソンに参加する
(別に優勝とか入賞はしていない)

アイデアソン終了後、別の課題に対して社員の前でプレゼンする

年明け~2月くらいまで中期インターンする

面接?面談?

電話で来年入社しないか聞かれる

というような順番でコトがおきました。
人事に怒られそうなのであまりフローについて細かく書きたくないですが、結局聞かれるので指摘されるまで書いておきます。実際は、このようなフローを知ったところで、全く意味はないです。

元々、エンタメ業界や音楽業界で働きたかったので、決めるのはそんなに悩まなかったです。短期決戦が向いているタイプなので、就活は年明け~5月くらいまでやって内定がでたので終わりにしました。
就活準備として、2年生が終わる春休みにIT企業へ1ヶ月のインターンに行ったり(賞金30万もらって翌日全身脱毛を契約して全部使った)、3年生の夏休みにいくつかインターンに行きました。

2.新卒の1年間何をしていたのか。

The新卒業務から、明らかに任されすぎな業務までそれなりに色々やったのですが、主には、
・ソーシャルサービス担当
・アーティストのデジタル戦略担当
・幅広く新規企画
の3軸+うれしたのし新卒業務です。

今回のエントリでは、就活生によく聞かれる簡単なことをまとめるのが目的なので、3軸をやって学んだ具体的な話は次回以降にしたいのですが、触れた方が良いですよね。。

ソーシャルサービス担当は、例えばTwitter等のサービスをアーティストやコンテンツはプロモーションとして活用しているのですが、そのサービスを使った施策を考えて実行したり、活用方法にアドバイスをしたり、そのサービスの社内のなんでも屋さんといったイメージです。
サービスが新しいプロダクトを出したり、取り組みを提案してもらったりしたらそれを社内に導入します。
実際にSNSを運用している中の人ではなく、中の人と相談してやることや戦略を決めます。

アーティストのデジタル戦略担当は、3~4アーティストにデジタル担当として付いて、アーティスト目線でSNSやサブスク、デジタルを活用した取り組み全般を計画します。雑誌やTV等マスメディア以外のプロモーションをやるようなイメージです。

上記2つの業務は、リリースに基づいて新譜のプロモーションとして行います。が、新規企画としてアサインされたプロジェクトでは、(なんだかとても偉そうですが)あるアーティストのブランディングや実験的な試みを企画しています。

「うれしたのし新卒業務」を知ることが、社内の雰囲気を知ることに繋がっていると個人的に考えているのですが、正直最近の弊社が打ち出すスマートなイメージとは少し違い、地味です。
新卒業務といえば、
・議事録作成(まじ録音必須)
・スケジュール調整(偉い人×大人数は無限地獄)
・会議室の設営(慣れると音楽かけちゃう)
・コピー用紙や備品の補充(忘れる同期にイラつかないように)
などです。
私の配属された部門が、新しめな部署なので、上記の新卒業務は新入社員として一番少ない内容だと思います。
個人的には、スケジュール調整が大変でした。。Googleカレンダーを全社で導入しているので、全員のスケジュールはカレンダーで見れるはずなのですが、アナログな社員は使っていないことも多く、また秘書を通さないといけないこともあり、サクッとはいかないです。
1年の間に上手い調整を学習したので、試行錯誤が大切です。

3.社内の環境

環境としては個人的な感想としてとても気に入っています。
あまり縛られたくない、選択肢がほしい、都会が好きな傾向がある人には過しやすいと思います。
環境の具体的な説明としては、

・フリーアドレス
・フルフレックス
・(表参道ランチの半額くらいで食べれる)17階食堂&カフェ
・服装自由
━━━━━↑ここからかなり重要とした条件↑━━━━━
・髪型自由
・外苑前/表参道徒歩7分くらい
・Googleカレンダー
・新築ビル
・軽いPCを借りれる
━━━━━↑まあまあ大事↑━━━━━
・女性が多い(半分くらい)
・ビルにコンビニがある
・出産しやすそう(実際はまだわからない)
━━━━━↑重要じゃないけどあってよかった↑━━━━━

というような認識をしています。

企業を選ぶ条件でもあったものは、フリーアドレスとフルフレックスです。
私個人として、監視されるとパフォーマンスが出せないことと、自分でスケジュールを決めて自分で動きたかったので、私にとって一番重要でした。

1年目は「真面目で一生懸命な新卒」のイメージを先輩たちに持ってもらいたかったので、黒髪ボブで服装も普通な感じでした。2年目の夏前くらいに髪を一部ブリーチして、今は全頭カラーリングしています。おしゃれしたい以外にも理由はあって、2年目は1年目でやっていた業務に加えて、雑誌やメディアにアーティストを売り込む宣伝の部署も兼務していて、初対面の人と会うことが多くなったので、「あのピンク頭の子」と覚えてもらえるかな~という下心もあり、めっちゃ染めてました。


長くなりそうなので、一旦サクサク回答していきます。

4.なんでエイベックスを選んだのか

「ソニーミュージックよりも若い雰囲気そうだったから」と思っていたのですが、入社してみて結構的はずれなこと考えていたなと思います。
日本でも新興レーベルは多々ありますし、海外の大きなレコード会社のレーベルヘッドはもっと若いらしいので、高齢化が進んでいるのかもしれません。

年齢を重ねた人が多いから駄目ということを言いたいのではなく、年齢を重ねてセンスが若い世代とずれていく人がクリエイティブを握っていると駄目です。そういう人はどこの会社もいますし、逆に経験を積んで、センスも良い人もいます。平均年齢で雰囲気を一概には言えませんね。

5.社内の雰囲気

部署による、、、としか言えないです。もちろん理不尽にコワイ人もいますし、頭脳明晰で優しい人もいます。どこの会社も同じなのではないでしょうか。

6.一緒に働きたい仲間はどのような人か

人事は人事で、入社する人に求めることを言っていると思いますが、現場視点だと、言葉がちゃんと通じて、能動的な人だと嬉しいな~と思います。

もちろん日本語話者とかそういう意味ではなく、言葉がちゃんと通じない人意外といるんですよ。。

7.働いてみてわかったエイベックスのここがいい!ここがあんまり良くない…

☆良いところ

・若手の話を聞いてくれる偉い人は意外といた
→偉い人のほうが「この状況・会社を良くしないと!」という危機感が強いので、新人に期待していることが多いです。会社や業界を良くするアイデアは常に欲しているので、話をしたら「なんでなんで」と聞いてくれます。

・働きたいだけ働ける
→「この企画やったほうがいいじゃん!」と思って企画書を作ってちゃんと納得できるように説明できれば、GOサインが出ることが多いです。人的・金銭的リソースの調整もマネージャーが協力してくれます。「この新人と契約したい!」は割と伝わらないことがありますが、、、ビジネス的な企画は過去ほぼ通っています。

☆良くないところ

・なんとなく働いている人にはきついかも
→「好き!!」や「これやりたい!」が強いひとが優遇されるので、それがない人は仕事するのがきついかもです。割ときつい仕事もありますが、「好き」のパワーで乗り切るしかないです。コンテンツへの愛がないと苦しいと感じるかもしれません。(実は私も好きでないコンテンツ&業務がキツイものをやっているときはかなり病みました)


とりあえず、よく来る質問で公開できるものは以上です。

他に知りたいことがあれば、Twitterなど何らかの方法でご連絡ください。仕事の合間に答えられる範囲でお答えします。

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