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臼杵保育園お泊まり保育大学生×年長児童交流

8月4日・5日の2日間、すみれ園(社会福祉法人熊崎福祉会、幼保連携型認定こども園)さんにて年長児がお泊り保育を行うとお聞きし、大学生チーム(+大学院生)が参加し交流してきました!目的は、初めての顔合わせで子どもたちと仲良くなることと、子どもたちが何に取り組んでいるのかを知りたいと思ったからです。

 午前中は海に出かけ、海水浴やスイカ割りなどの海遊びを楽しみ、午後はピザづくりやゲーム、夜は花火やハーバリウムと写真立ての制作と充実した1日を過ごしていました!

園長先生にお話を聞くと、子どもたちはこの日をとても楽しみにしており、自分たちがやりたいことを話し合ってきたそうです。そのうちの1つがピザ作りです。グループごとに何の具材でピザを作るかを話し合い、思い思いの具を生地に載せていました。中には一見すると本当に美味しいか疑問に思うものもあります。マシュマロを生地に載せ、そこに海苔をふりかけるグループがいました。ピザにマシュマロという組み合わせを子どもたちは当たり前のように受け止めていて、なぜだろうと不思議に思っていると、園の先生が次のように教えてくれました。すみれ園さんのある地元に焼肉屋があり、そこのメニューでは焼いたマシュマロがあるそうです。だから子どもたちにとっては、味に馴染みがあるのだと教えていただきました。なるほど、これもまた臼杵の味文化だったのですね。

 そして、ピザづくりのもう1つの目玉がレンガを使った自家製のピザ窯です!子どもたちの気合に触発されて!?先生方にとっても新しいチャレンジです。ところが、最初の目論見と違って焼き上がるまでに途方もない時間がかかってしまっています。そこにいる皆が知恵を出し合い、大学生からもこうした方がいいのでは、とアイデアを出し合って悪戦苦闘する姿は、とても失礼ですが微笑ましく、かわいい子どもたちに刺激され、未知のものにチャレンジするすみれ園さんの園風土が垣間見えたように思えます。

大学生たちは、最初子どもたちと馴染めるか少し不安に思っていたようですが、子どもたちの人懐っこさや、計画どおりうまく行かない事態に直面したときの立場を超えた協働にも助けられ、最後には大学生から「また来ていい?」と尋ねたところで、子どもたちから「いいよー!楽しかったから!」と答えてもらいました。
次回は9月4日のキックオフについてご紹介します!

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