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うたのはじまり、の、宣伝はじまり。

こんにちは。(こんばんは)映像作家の河合宏樹です。

先日、自作映画の「うたのはじまり」がコロナ禍において大変な苦境があると書きましたが、今日もこの作品についてのことを書きたいと思います。

映画には、宣伝において公開に向けての第一次取材というものがあるのですが、正直、映画公開の初動の段階で、コロナ禍の影響で宣伝も藻屑の泡となってしまった言っても過言ではありません。だってみんな、インタビューとか見た直後に映画見に来たいでしょ?でも、映画館は休館になってたんだから見れないよね。

ですので、自分や宣伝担当が仕込んでくれた、印象的な記事をここに改めてピックアップしようと思います。

思い出深い、、最初は、、今回実はいままで誰も試みたことがなかったという、、絵字幕版という、”うた”や”声”をビジュアルで表現して字幕化するという試みのプロセスを取材してくれたCINARA.さん。

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読み応えありまくりの記事。これは実際に、耳の聞こえない当事者をモニターにして、絵字幕が一体どのように伝わるのか。そうした上映会を主演の齋藤陽道夫婦、そして絵字幕を制作した作家の小指さんにも参加してもらい意見交換をして、取材を行いました。現時点でも大好評な試みとなった絵字幕の誕生の瞬間が見れる貴重な記録です。

この後、地獄のオールナイトの映画最終調整が始まる、、えげつない思い出でもあります。

字幕制作を指揮してくれた会社、Parablaさんにも大感謝です。

そして、その数日後、自分も憧れていた、多くの写真家が展示していた写真美術館のホールでの一般抽選試写会。有り難いことに抽選は何倍かの倍率で満席に。その控室で受けた主演・齋藤陽道さんとの取材。

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これは初めてのグループライントークだった。小さな控室でライターと3人もいるのに、静寂。その中で、お互いのブラウザの中で起こる、リアルタイムのタイピングが印象的でした。

次は取材は、、


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はじめて、齋藤陽道さんの自宅で二人取材を受けました。陽道さんに自宅は、西東京市にあって、ライターと一緒に車で行きました。ライターさんが行政書士さんなど様々な職種の経験をされていて、車中で親交を暖めた記憶があります。お家に着いて、様々なコミュニケーション方法を検討した結果、今回は筆談とライン含めた臨機応変な取材になったのかなと思います。

監督、取材、対談ではなく、それぞれに取材を受けました。はじめて、SNSなどのコミュニケーションについて聞かれたのも思い出深いです。

その日は、そのまま二件目の取材を彼のお家で受けました。

僕が、対談を切望していたクラムボンの原田郁子さんがお家までやってきてくださったのです。

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上記記事を読んでくださればわかると思うのですが、この記事はドキュメンタリー的な雰囲気も含めた、透き通った水のような対談です。

ぼくはクラムボンの大ファンだったし、たまたま郁子さんと別件仕事で、僕のスタジオ(家)で一緒に作業している途中で、ああ、この郁子さんの音楽に向かう姿勢だったら、、と思って郁子さんにオファーしたのでした。この対談は正直続編やりたい気分です。この三人の景色はまだまだ一緒に走り続けるし、共有できる瞬間もあるんだなって思わせてもらえました。嬉しい時間でした!

この後、新聞や書籍の取材なども受けたのですが、記事、物自体を手に取ってほしいので割愛しますが、公開直前の最後に受けた取材で印象的なのはYAHOO!さんでした。

ライターの水上さんが相当な字数で世界観を作り上げてくれた取材と思いました。基本は筆談で、その余白も彼の頭で構築し、ただの文字起しではなく、作品ともいえる記事にしてくださいました。必読。

ああ、もっと紹介したい記事があるのだけど、、、

でも、今回こんな取材のプロセスまで紹介記事を書いたのは、

ここに、齋藤陽道さんと僕の、ドキュメンタリーの続編、とも言えるような、コミュニケーションの本質が潜んでたからです。

それは、ライターさんや対談相手によって、筆談やグループライントークなど、コミュニケーションの方法が変わり、これほどまでの言葉のやりとりの豊饒さや、やりとりの方法の選択制や、ライブ感があった取材をたった1つのメディアに落とし込む。それは、ちょっとした、もったいないアウトプットでもあり、僕らのこのプロセスは、ある種、違った方法でもみんなに聞いてもらいたかったなとおもっていたからです。

僕がこうして説明することでもう少し臨場感を持ったプロモーションになるのではないか。さらに、このコロナ禍になって過ぎてしまった記事にも新鮮味を与えられるのではないかと思い書いてみました。

ぜひ合わせて読んでみてください。

この本映画は、「仮設の映画館」というオンライン上映で公開しています。

記事に興味を持ってくださったら、ぜひ下記リンクから見てみてください。

どうぞよろしくお願いします。





















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