妄想 あと1年
自民党総裁選の後、高市さんが麻生さんに挨拶に行った時、
麻生さんはこう言ったそうだ。
「1年しか持たなかった総理は今まで何人居るか知ってるか?」
そういう麻生さん自身もその1人なのだけれど、これは、
次を狙え、という事なのだろう。
自民党総裁選挙、1回目の投票では
高市 181(うち、議員票72)
石破 154(46)
決選投票では
石破 189
高市 173
高市さんが173人を引き連れて自民党を離党する、というデマが流れたが、
それは無いのだろう。
本来なら全く政策も政治信条も違う人間がごちゃ混ぜで一つの党に居るのは異常な事だ。
けれど、政権を取らなくては政策は実行できない。
高市さんはじっと我慢して次を狙う事になるのだろう。
衆議院選挙は10月27日投開票とのこと。
現在の衆議院は、
自民党 258
公明 32
維新 45
国民 7
立民 99
共産 10
有志 4
れいわ 3
無所属 7
さて、ここからは全くの個人的な妄想だ。
見ていて、各党とも議席を減らすのではないかと思える事ばかり。
自民が減ると立民が増えるかというと、どうもそうは思えない。
立民は左派から人気の無い野田が代表になったので、若干減らす感じ。
自民が減った分は国民とか維新に行くのだろうが、ここに日本保守党が加わる。
共産党やれいわは微減しそうな予感。
さて、自民は大幅に減らして200を切るかもしれない、という話も有る。
自民が190になってしまって、公明は30になったとすると、
過半数が232なので、かなり足りなくなる。
自公で過半数割れする可能性はかなり有る。
一方野党も立民と共産を足しても過半数にはならず、選挙後減る予感、、。
もし増えても過半数には届くまい、、。
国民は自民支持者の保守派が乗り換えて15くらいに増やす可能性が有る。
維新は勢いに陰りが出ていて、あまり増えない予感がするが、
自民から流れる票を取って少し増えるのだろう。
ということで、自民公明国民の連立となれば
国民民主が15くらい取ったらキャスティングボードを握る事になる。
さて、日本保守党はどうなるだろうか。
一体何人の候補者を立てるのかもまだ不明だが、
最低でも5人当選、とは言っている。
今の勢いを考えると、10人立てても20人立てても半分以上は当選してしまいそうな予感
日本保守党が10人取る事も考えらえる
ただし、日本保守党は連立には加わらないだろう。
さて、ここからはさらに全くの個人的な願望。
自民が150まで減らし、石破降ろしによって石破が辞任、
自民の後継は高市か、または岸田の返り咲きになるだろうが、
高市ではなく岸田になったりするのが自民党が自民党たる所以。
立民は80 維新は40 国民は15 共産は8 れいわは2。
そして日本保守党が10。
となると、自民公明維新国民の連立を組むしか無い。
まあこれは個人的な妄想でしかないのだけれど、
これくらいしっちゃかめっちゃかになる可能性は有るのだろう。
ところが、なりふり構わず何でもアリなのが自民党。
大連立だって平気でやると思う。
ただ、自民が大負けすればもう、選挙互助会としての自民党の価値は下がるわけで、
その時こそ自民党が分裂するチャンスでも有る。
高市の新党と旧自民党に分かれると、これが保守対リベラルの2大政党になる事も考えられる。
それぞれ、議員が180人くらいずつで拮抗するかもしれない。
そうなったほうが健全だ。
そうなればますます野党の出番は無くなるのだろう。
今有る野党は別に無くなっても何も問題無し。
ということで、石破大負け→自民分裂→2大政党制
という事になればかなりすっきりするのではなかろうか。
来年の秋までの1年間、どうなるのか目が離せない。
しかし日本国内で吞気にごちゃごちゃやっているが、世界は緊迫している。
イスラエルとイランがどうなるのだろうか。
アメリカはイランに対して何らかの行動をせざるを得ないだろうが、
第三次世界大戦になるのを防げるのか。
プーチンはロシア領内に攻め込んで来るのなら核を使う、と公言している。
アメリカやヨーロッパはロシアを追い詰めるわけにも行かず、
結局ちびちびとウクライナを支援するだけなので、じりじりと追い込まれている。
そうして結局、力による現状変更を認めてしまう結果になるのだろうか。
そしてそれを見ている中国。
国内の経済の酷さを外敵を作る事で収めようと、台湾進攻は現実的になりつつある。
その時アメリカはウクライナ同様、中国を追い詰める様な事は出来ないのだろう。
ということは日本は下手をすれば先島諸島や沖縄まで取られてしまうかもしれない。
しっかりした安定的な政権が出来ないと本当に困るという事だ。
ああ、安倍さんが生きていてくれたらなぁ、とため息ばかり出る。
ということで、なんだかんだと書いたけれど、実際にはどうなるか、
さっぱり分からない。
ここに書いた妄想を、
「いや、そうじゃないだろう、こうだろう」と、
たたき台にして考えるきっかけになれば、と思う。
さて、これからどうなるんでしょうねぇ、、、。
追記
上記のような日記を書いた直後、日本保守党が次の衆院選について発表をした。
愛知の小選挙区で4人を立て、全国の各ブロックで24人、
合計28人を立てるとの事。
なるほどこれは良いかもしれない。
1人しか当選しない小選挙区よりも比例で勝負という感じだ。
河村たかしさんが言っていた通り、全国で最低でも5人、という事だ。
けれど、今の勢いを考えると10人以上も夢ではないかもしれない。
救いようが無い国 国民全員の責任
政治家という病 リーダーたちがかかる病の理由
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