愛車遍歴

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昔はクルマ小僧だった。

電車なんてぇものには、ぜってー乗らねぇ、とか言っていたのだった。

高校生のとき、すでに住み込みで働いていた。

家賃も食費もかからず、給料をもらっていたので、小遣いがたっぷり有るのだった。

19歳の時、免許を取ってすぐ、3万円を握りしめて中古車屋さんへ。

自分の最初の愛車、スバル360を買ったのだった。

あのころ、3万円で買えたのだった(笑)

毎日乗り回していた。

予備校も愛車で通っていた。

なんだか、あの頃って、駐車違反とかもあまりうるさくなかったのかな、、、

忘れもしない、池袋から川越街道に入るカーブで、

時速80キロを出したら横転して逆さまになってしまった。

けど、タクシーの運ちゃんとかに手伝ってもらって、ひっくり返して、

そのまま乗って帰ったのだった。

リアウインドウのガラスが割れてしまったので、ビニールを貼って走っていた。

のどかな時代でした。

2台目の愛車は、三菱コルトのバンだった。

たしか、7万円くらいで買ったのだった。

このクルマは故障しまくりだった。

ちょっとクルマに詳しい人に教えてもらいながら、いつも自分で修理していた。

なので、いつも手が真っ黒だった。

でも、軽自動車から普通車になれたので嬉しかった。

3代目の愛車は、ホンダ バモスだった。

なんでこんなクルマを買ったのか覚えていないが、珍しかったからだろうか。

ビニールのドアがついていたけれど、冬は寒かった。

いつもこれに乗ってバイトに行っていたのだけれど、社長から、

「なんだ、この、アフリカのライオン狩りみたいなクルマは」と言われた。

このクルマを乗り回して、いつもバイト先の駐車場に停めていたら、

知らない人から声をかけられた。

俺のクルマと交換してもらえないか、と。

彼のクルマはマツダのサバンナ、スポーツワゴンだった。

ロータリーエンジン搭載、幅広タイヤの、なんだかかっちょいいクルマだった。

なので、OKして交換したのだった。

馬力は無いけど、高速でスピードを出すとえらい速いのだった。

次に買ったクルマは、というと、

2t車、いすずエルフだった。

トラックを買って商売をしようと思ったのだった。

あの頃、「持ち込み」という商習慣が有って、運送会社に自分のクルマを持って行って、
それを会社のクルマという事にしてもらって、緑ナンバーをつけるのだ。

その2t車で、運送の仕事をしたのだった。運送会社の下請けという感じだ。

次に買ったのも、2t車で、三菱ふそう キャンターだった。

トラックに乗り慣れると、見下ろし運転でないとダメな身体になってしまう。

鼻の長い乗用車なんて、危なくて乗っていられなくなる。

最後に買ったのは三菱ギャランだった。

生まれて初めて、「まとも」な乗用車を買ったのだった。

それが最後で、それ以降ずっとクルマは持っていない。

すっかり電車に慣れてしまった。

今、クルマを買うとしたら何がいいかなーと思う事が有るけれど、

どれを見ても、ちっともかっこいいと思わないのだ。

なんでこう、ヘンなデザインのクルマばかり有るのだろう。

今でもかっこいいな、と思うのは、

マスタングというのか、カマロというのか、

この古いクルマです。

昔良く、おカマロ と呼んでいたっけ。

んでも、こんなの買ったら故障は多いわ、燃費は悪いわ、大変だったりするのだろうな。

今後、もしクルマを買うとしたら、日産のマーチかなんかでいいや、と思う今日このごろであります。

*このページの画像は全部ネットの拾い画です

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