競技とエロ
スポーツの女子選手の映像をエロ映像として扱う事が問題になる事が有る。
これはとてもひどい事でまじめにやっているものをそんな風に扱うのは愚劣だ、という事になる。
それについては同意するものの、ちょっとだけ整理して考えてみたい。
競技によっては身体の線をしっかり出す様なユニを着る事が有る。
これは、競技としては当然の事だと思う。
自分はずっと競技エアロビクスをやっていたので、競技をする時のユニフォームは身体の線がしっかり見える、
ピタっとしたものを着るのが当然という感覚が有る。
例えばバレエなどでは、男性の股間がモッコリするのはお構いなく、脚の線が完全に見える様な格好をする。
これは当然の事だと思う。
競技には種目ごとにそれぞれ、適した体格というものが有る。
採点競技であれば、体格という審査ポイントが有っても良いくらいだと思う。
その競技に適した体型、その競技ゆえの体型というものが有る。
その肉体美を披露するのも競技のうちだと思う。
しかし、肉体美というものは、「エロい」と重なる部分が有る。
これは当然の事で、見ている人が美しいと思うと同時に「エロい」と思ってしまっても当たり前なのだと思う。
ただ、思うだけで、口には出さなかったり、エロ目的で見る事は遠慮しようと自制したりするというだけのこと。
見る者が一人静かに「エロい」と思うなら静かにそう思ってくれて構わないと思う。
ただそれを動画にして販売してしまったりしてはいけない。
一人静かにエロいと思って欲しい。
見る側が遠慮するべき事で、見せるほうに遠慮はいらないと思う。
レジ袋が海を汚すからと言って、あんなに安価で丈夫で便利なレジ袋を使う段階で規制するのは間違っている。
廃棄する段階で抑制するべき問題。
なので競技も見せる側に遠慮はいらない、見る側が遠慮するべき問題。
競技をする側はエロくなっても全然かまわないと思うし、
肉体美を見せびらかして競技して欲しいと思う。
美しさを競う採点競技などでは、体型も審査に入れても良いとさえ思う。
身体の線が出るユニフォームを着るのは競技によっては理にかなっている。
男には股間に膨らみが有り、女には胸に膨らみが有る、それは当たり前の事。
当然の事なので、いい年をした大人がそれを見て驚いたり、ましてやカマトトぶってはいけない。
ビーチバレーで女子がビキニを着るのは当然だと思う。
むしろ、男性もビキニでやるべきだと思っている。
砂の上を転がってバレーボールをするのだ、ぴったりした水着を着ていて当然だと思う。
レスリングの吊りパンがイヤだと言う人が居るけれど、あれだって競技に適した理にかなった格好だと思う。
あれでなければぴったりしたパンツ一丁の恰好でやったほうが良い。
体操競技の男子も伝統的な体操着ではなく、ナイロン系の身体にぴったりしたスパッツやタイツでやったら良いと思う。
アスリートは競技内容だけでなく、肉体美も遠慮なく見せびらかして欲しいと思う。
アスリートの身体は努力の結晶です!
さて、アスリートではなく、シロウトがスポーツをやる場合はちょっと違う。
お腹が出ていて恥ずかしいなら、だぼだぼしたウエアを着てやれば良いと思う。
やりたくないけど無理やりやらされる体育の授業だったら、好きな恰好でやれば良いと思う。
ただ、運動する事に慣れて、たくさん汗をかく様になったのなら、その運動に適した格好をしたほうが良いとは思う。
運動をして、びっしょり汗をかける様になったら、ぜひ、コットンのTシャツなどを着ないで、
ナイロン系の汗を吸わない素材で、身体の線が出るぴったりしたウエアで運動をして欲しい。
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