CCレモンは青春の味。
こんにちは。もにこです。
今月は、私が高校生の時の恋バナをします。
私は高校1年生の時に、1つ上の先輩に恋をしました。
これまでに誰かのことを好きになったことはあるけど、これまでの「好き」とは明らかに違う「好き」でした。
だから、私の中でこの恋は初恋と呼んでいます。
その先輩に出会ってからは先輩のことしか頭になくて、授業中も学校行事中も、家でご飯食べてても、テレビ見てても、音楽聞いてても、授業の予習してても、宿題してても、寝てても、常に先輩のことを想っていました。
自分で言いながら、昔の自分キモッ…!!て思うけど、人間って恋をしたら馬鹿になりますからね笑
先輩に出会ったおかげ(所為)で、その後の恋愛は支障でまくりでしたが、きっとこの恋が無かったら、恋愛に積極的な私はいなかったでしょう。
今日は、その先輩との出会いを話していきます。
このエピソードを話す中で、先輩というワードがたくさん出てくるので、私が大好きだった先輩は“CCレモン先輩"と書かせてもらいますね。
私は、男女共学の府立高校に通っていました。
出会ったのは、高校1年生の秋でした。初めての文化祭、球技大会というイベントが終わって、先生達から「テストに向けて、切り替えていけよー」なんて言われる時期。
残すはテストだけという、特に変わり映えしない日常が戻ってきた…という日々を送っていた頃のことです。
私はESS部に所属していたんです。
部員は、1つ上の美人な先輩2人と私の計3人という、こじんまりとした部でした。
週1回の部活動では、ネイティブの先生と部員で、お喋りしたり、お料理したり、DVDを見たり、美女2人を独り占めして楽しく活動しておりました。
CCレモン先輩と出会ったのは、丁度部活終わりの放課後でした。
英語教員がいる部屋の隣が部室でして、フロアが2階なので、いつも部活が終わったら先輩とエレベーターに乗って1階に下りるのがお決まりのパターンでした。
でもその日は、先輩2人とも部活動後に3階に用事があったようで…
「ごめん、今日はすぐ上に行かなあかんくて…もにちゃん、1人で下までいける?」という会話を廊下でしていた時に、救世主の如く現れたのがCCレモン先輩です。
CCレモン先輩『え、どしたん?なんか困ってんの?』
…と、美人先輩に声をかけてきたんですね。美人先輩とクラスメイトだったようです。
英語教員に教えてほしいことがあったらしく、たまたまそこにおったCCレモン先輩。
今の状況を美人先輩が説明したところ…
CCレモン先輩『あ、ほな、俺、この子と一緒にエレベーターで下に行くわ!』
…となり、CCレモン先輩と下まで行くことになりました。
この時は、後ろ姿しか見えてなかったので、よく気がつくな〜優しい先輩やな〜すごいな〜としか思ってなかったんです。
で、いざエレベーターに一緒に乗って、顔を見たらめちゃめちゃかっこいい。ほんまにかっこいい。めっちゃタイプ。
(ロックバンド sumikaのボーカル、片岡健太くんにそっくり。)
今日の私めっちゃラッキー!と心の中でガッツポーズ。
2人きりになっても、すごい気さくに話しかけてくれるんですよ。
CCレモン先輩『丁度、食堂行きたかったからエレベーター乗れてラッキーやったわ』
もにこ「本当に先輩のおかげで助かりました。ありがとうございます。(なに、その、気を遣わせないようにする一言!高校生男子がそんなことできんの?!私の方がイケメンと出会えてラッキーやわ!!)」
CCレモン先輩『今から帰り?お母さんか迎えに来てくれるん?』
もにこ「はい、そうなんです。もう少ししたら、母が車で迎えに来ると思います。先輩はまだ残って勉強ですか?(あ〜、左手の薬指に指輪ある〜…そりゃそうやな、こんな素敵な人に彼女おらん方がおかしいわ。)」
CCレモン先輩『そうなんや!そうそう、俺まだちょっと残ろうかな〜って思うけど、息抜きしたくて。そや、名前なんて言うん?』
もにこ『遅くまでお疲れ様です。あ、私、○○もにこって言います。先輩のお名前も教えてください。(こんなかっこよくて、勉強も真面目とか…。しかも、名前聞かれた…覚えてくれたら嬉しいな…)」
CCレモン先輩『もにこちゃんね!!あ、俺ね、○○▲▲▲って言うねん、よろしくね!』
もにこ「▲▲▲先輩って、呼ばせてもらっていいですか…?こちらこそよろしくお願いします!(うわ!苗字じゃなくて下の名前で呼ばれた!そんなんアリかよ。私も先輩のこと下の名前で呼んでいいよな…?)」
CCレモン先輩『うんうん、もちろん!ここからは1人で大丈夫?』
もにこ「はい!ここからは1人で大丈夫です!今日はありがとうございました!さようなら!(こんなかっこよくて、優しい先輩がこの高校におったんや…また、会えたりするかな…)」
…と先輩と別れて、緊張から解放され1人でホッとしながら母の迎えの車を待ってたんです。
すると、そこへまたCCレモン先輩が小走りで戻ってくる…
CCレモン先輩『これ、あげるわ!よかったら飲んで!1人で待ってんの暇やろ?ほなね!』
もにこ『え?!えぇぇ!わざわざありがとうございます!いただきます!先輩、引き続き勉強頑張ってください!(え、なになになに。こんな気遣いできるとか高校生ちゃうやろ…颯爽と爽やかに手を振り去って行くやん…なにそれ…)」
はい。ここで手渡されたのが500mlのCCレモンです。これが、私がガチ惚れした先輩の名前の由来です。
こんな先輩に恋をしない方がおかしいと思います。はい。
私は、炭酸が嫌いで飲めないんですが、このCCレモンだけは500ml全部飲み干しました。
もちろん、1人で。恐るべし、恋のパワー。
残しても良かったけど、残したら、自分が先輩を受け止めきれていない気がして…。
自分で書いてて、キモッ!!って思うけど、人間って恋をしたら馬鹿になりますからね笑(2回目)
まだこの頃は、CCレモン先輩への「好き」という気持ちはありませんでした。アイドルへの憧れ…レベルの気持ちです。
だけど結局、私は、彼女がいるCCレモン先輩を本気で好きになってしまいます。
そして、本来ならば諦めるべき恋かもしれないけど、私は先輩への「好き」という気持ちを貫くことを決意します。
この話をすると、周りからは「え?相手がいるのに?」「逆に辛くない?」「なんで諦めなかったの?」と、マジかコイツ…みたいな目で見られます。
私はマジです。いつだって。
さて、次回は、勝ち目のない恋と向き合った私の心情をお話したいと思います。
長くなりましたが、今日は、CCレモン先輩と出会った日のやりとりを全て書きました。
ここまで覚えてる私も異常ですね…きもい…。(CCレモン先輩とした会話はほぼ全部覚えてるのが、またきもい…。)
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
可愛げがある、もにこ
p.s “CCレモン”を目にしたり、耳にすると今でも蘇ってしまう先輩のこと。炭酸の泡のようにはじけて消えてはくれないのがCCレモン先輩です。
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