「自分以外の何か」を動かす

こちらの投稿を見て、ハッとしたことがあった。

「自分以外の何か」をどれくらい動かしている?

この投稿はLLM学習に必要な計算リソースを最大限効率化するためにスプレットシートで抜けなく計画を立てているという内容だけれども、別に機械学習的な意味ではなくても良い。「自分以外の何か」は自分に何かの価値を生み出しているだろうか。

その前に自分は24時間をどのように使っているのか気になった。きっとこんな感じだろう。

https://www.kaisyahakken.metro.tokyo.lg.jp/old/column/24hours.html

人間なので就寝や食事が必要。だけれども、その間に計算リソースは動かせるし、株式に投じたお金は金利や配当を生み出してくれる。投資用のマンションを買っていれば、家賃収入が労せず入ってくるし、畑にタネを植えていれば、時間が経てば野菜が育つ。畜産や養殖産業も同様。料理をする時間だってお金を払えば削減できる。「自分以外の何か」が時間と共にはたらいて何かしらの成果を出しているという感覚、そしてそれらを最大限効率化する工夫は早いうちからやっておいた方が良いかもと思った。

自動化と効率化

「自分以外の何か」を動かすメリットとしては、自動化効率化の観点があるように思う。

世の中的には、自動運転のソフトウェアを各社競争しながら作っていて、自分の子供の世代では自動運転はかなり当たり前に技術になっているはずだけれども、自動運転は運転を「自動化」していて運転しなければならない時間を「時短」してくれる。洗濯機や乾燥機なども、家事の時間を時短してくれて、その時間で別の生産的な活動に注力できる。

時短かパッシブな収益か

自分でも「自分以外の何か」であっても、仕事の成果として時短なのかか収益なのかで切り分けられる。時短は、例えば食洗機など従来は月15時間かかっていた皿洗いを自動化することによって15時間を別のことに当てることができるようになったなどの例である。収益は金銭に限らなくても、その人にとって価値あるものであればなんでも良い。例えば、太陽光パネルを設置したので、日常使用する電力の半分を賄うことができたなど。

時短の視点では、自分の時間を開放できるが、開放できる自分の時間の上限はせいぜい決まっている。睡眠(8H)や食事(2H)は取らないといけないし、なんだかんだ通勤や仕事(10H)していれば時短できる時間はそもそもそんなにない(4H程度)であることがわかる。

https://www.kaisyahakken.metro.tokyo.lg.jp/old/column/24hours.html

ただ、(パッシブな)収益は違う。自分の時間や行動に関わりなく価値を生み出してくれる存在なので、一度構築さえしてしまえば、定期的に収入をもたらしてくれる。かなり楽観的で簡易的な例えをすれば、1億円を年間3%で運用すれば年間300万円は何もしなくて入ってくるし、ベストセラー級の電子書籍を販売すれば、一定額の収益が入ってくる。オンラインコースの講師になって陳腐化しない内容の授業を展開して受講者が増えれば、何もしなくても毎月一定額の収入が入ってくる。金銭的なものに限らなくても、苗を植えれば10年後20年後には大きな木に育つし、一度英会話をマスターしてしまえば生涯英会話には困らない。

なるべく多方面、なるべく早く

「自分以外の何か」がパッシブな収益をもたらす方法を構築した場合、なるべく早くやっておいた方が効果を得る期間が長くなるし、なるべく多方面で動かしている方がバラエティ豊かな収益が得られる。なんだかホリエモンの「多動力」を思い出したけれども、これから先パッシブな収益をもたらす視点で捉えた上で、引き寄せていきたい。抽象的でまとまりがなくなってしまったが、そんなことを思って今日過ごしました。

おしまい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?