「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ。特に今は」
ドイツにおける「フリーランス」への支援は非常に興味深いが、日本にこれと同等のものを求めるのは、それ以前の制度の問題をクリアしなければならない。
しかし、ともすればごく普通の日常においてでも、生命維持に不必要で、生活にまで不要とされかねない「ART」は、こういった厄災の中ではまず見過ごされるのだが、その辺りをしっかりとフォローしようという意識はさすが、という感じである。
ただし、ドイツがなぜこれほどに「文化」を擁護するのか、というのは、過去の戦時下での文化の統制や抑圧、迫害と