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恨んでいる

これは以前なにかのきっかけでスイッチが入ってツイッターに連投したものをまとめたやーつ。

高校一年の時に本格的に古文文法を一から教えられ、活用一覧を順番に説明を受ける。形容詞は楽に覚えられた。形容動詞も楽に覚えられた。タリ活用形容動詞など暗記がかなり楽だったが、古文のその後の授業でほぼそれは出てこない。そりゃそうだ。日本古典の中でタリ活用形容動詞なんてほぼ出てこない。
大学に入ったあとに「タリ活用形容動詞は漢文訓読体でしか頻出しないじゃないか、なんであんなもん、そんな注釈なしで暗記させたんだよ、あの先公、無能じゃねえか、例も堂々たり程度しか説明しなかったし。私なら〇然〇如〇爾他、接尾辞まで教えてこりゃ漢文で使うからくらい説明したのに」とか思った。
そこらへんで「あいつら古文漢文専門じゃなかったのか、ひでえ教え方しやがってたな」というのがわかった。動詞の活用も私なら「口語文法の五段は古文ではほぼ四段、上一段がほぼ上二段、中に例外があるが数は少ないので出てきたら覚えよ」くらいで楽にさせられたのにあいつらそんなことも教えない。
「四段動詞が半数以上を占めるのでそんなにビビるこたあない」くらい言ってくれれば出来の悪い私も余裕をもって覚えられたのに、ほんとあいつらなんなん、って思った。助動詞の説明にしても、そこらに並んでる文法副読本と同じようにるらるすさすしむからただ機械的に暗記せよというだけで、助動詞相互の優先順位や、なぜ活用形不備なのかあたりも説明してくれりゃ、あの無味乾燥な表を九九のように覚えなくても効率的に活用形完備助動詞はこの強さがあり、終始連体已然しかない助動詞はそこにしかこないからだ、くらい説明してくれりゃ、初学者の私は非常に楽に覚えられたのにと思うと、あの当時の古典担当の教師どもには「無能のくせによくもあんな所に立って『暗記せよ』レベルしかいわないくせに試験問題作ってやがったなwwwいつか同窓会で詰めてやろう。お前の教え方、マジでヘタだったな、ほんと、くらい言ってやろうと思っていたが、あいつら寿命で先に全部この世から消えてった。
ここまで書いて、これはnoteに書くべきだったなと思った。流れてきた全く無関係のツイートで一気に思い出したものを推敲もせずだらっと書いた。
補遺
高校時代の漢文にしても、通り一遍の句法説明と暗記しろレベルの授業しかせず、文法的説明がまるで無く、汎用できる解説をこれっぽっちもできないくせに、歴史背景みたいなことばかりでお茶を濁していたあいつらには不信感しかない。ほんとあいつらよくも恥ずかしくもなく教壇に立ってやがったな。
三十数年前の彼らの知識や指導の質は本当にかなり低レベルだった。たまたま私が出会った教師がそうだっただけかもしれないが、最初の指導者に当たりがくるかハズレがくるか、運がいいとか悪いとか人は時々口にするけどそういうことって確かにあると高校時代を振り返ってみてそう思う忍ぶ忍ばず無縁坂。
だから高校時代の漢文の授業は、鴻門之会だけ長恨歌だけ桃花源記だけで完結してそれら相互にある文字列の説明なんか一切ないので、それらが来たらそれらの内容だけ覚えさせるという、本当にしょぼい授業しかしてなかった。そりゃ私もつまらんので授業中他の本読んで時間つぶすのも当然だ。思い返してもほんとあいつら許しがたい。これで思い出話終わり。

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