由美かおる入浴絶対あるの法則

 以前は風呂の近辺にAmazonのEcho Dotを置いて、音楽をかけながら風呂を楽しんでいたけど、Amazonミュージックのポンコツさに腹が立ってからは、バーカあんなとこ、音楽関係のサブスクでは二度と使うかボケと思っているので、いま我が家にそのアレクサは5台もあるのだけど、時間を訊いたり気温を訊いたりくらいにしか使われていないああかわいそうなアレクサ、私を恨むな、恨むんならお前を作り出したAmazonの会社本体を恨め(←ここ、映画の悪役が主人公を殺す前の長台詞の最後のように発音してください)。

 それにしても、何も説明しないでそのまま撃てばいいのに「おまえは気付かなかったがアレをやったのも俺、これをしたのも俺、その仕組みはな……」って5分ぐらい説明する悪役面白いな。まあ、多羅尾伴内の片岡千恵蔵も悪党の前で「ある時アラブの大富豪、ある時ニヒルな渡り鳥」って説明してたからおあいこだ。あいつはあいつは大変装。

本題
 身体をきれいにしたいから風呂に入るのじゃなく、温かくなりたいので風呂に入ってきた今。湯船に途中までたまったお湯でヨガの行者のようなポーズで少ないお湯の量で全身浸かりながら規定ラインまでたまるのを待つが、待っている間に、「この寒いのに湯船から出てからだを洗うのもばかばかしいものだな、このお湯はそのまま捨ててしまうのだ、ええい、ままよ、ここでそのまま洗ってしまえ」と湯船に石鹸やボディブラシを持ち込んで洗いはじめたが、足を洗う時に片足ずつ湯船からバレリーナのようにあげて洗っている、おおこれは子どもの頃に海外映画やドラマで見かけた西洋人の風呂の入り方じゃないか、私は謎の東洋人のつもりなのに。
 大体そんな役は西洋の映画でも女性がやってた。『水戸黄門』(昔の、怪物と対決する映画版じゃなく、テレビ版)には由美かおる入浴絶対あるの法則は海外の映画でもそうなのだなと思った。

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