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【3種類の目標設定】チームメンバーと目標を達成する方法

こんにちは!
川江光です!

これまでのブログでもいくつか目標設定について紹介してきました。
目標というと数字で明確に表す事や評価ができる様な指標に沿って考えがちですが、どうなりたいのか・何をしたいのか、といった「理想の状態」の視点から、自分自身やチームメンバーの目標設定をするのはどうでしょうか。

①3種類の目標

目標には「結果目標」「状態目標」「行動目標」3つの種類があるとされています。

「結果目標」(手に入れたい結果)

一番目標設定として考えられているのが結果目標です。
例)売上1位、大会優勝、昇格、合格等。
合格・不合格、達成・未達といった様に評価の基準が明確化された目標の立て方です。

「状態目標」(なりたい姿)

今すぐといった目先の目標ではなく、〇か月後、〇年後どういった状態になっていたいのか、時間軸で目標を立てる方法です。
例)お気に入りの服を着れるようになる、自信を持って仕事ができる、チームを纏める存在になる等。
自分の理想とする状態を軸として結果目標・行動
目標に繋げる目標です。

「行動目標」(する事)

欲しい結果を得る為に必要な事を決めます。
例)毎日30分ランニングする、お菓子を食べない、毎日1社訪問する等。
自分の決めた目標と現状のギャップを埋めるための方法・手段を立てます。

②部下の成長を伸ばす目標設定

目標設定と聞くと誰もが「結果」を評価できる様に数値化することが特にビジネスシーンにおいて多いとされています。

「営業で1位を取る」という結果目標を提案した場合、成果意欲や競争環境を好む人であれば、1位を取るために数値化された具体的な目標を組み立てやすいです。
反対にチームの役に立ちたい、自分のスキルを上げたい、といったところにやりがいを感じているメンバーには、自分がチームの中でどういった存在になりたいのか「状態目標」を決めてから
チームの役に立つ為にはどれほどの数字が求めれるのか、結果目標を考えることで行動目標に繋げることもできます。

(例)
状態目標:チームの役に立つ存在である。
結果目標:営業で1位を取る。
行動目標:毎日10社必ずアポイントを取る。

結果目標ばかりを重視し、自分の意思や現状からあまりにもかけ離れた目標があると、まず何をしたら良いのかが定まらず、途中で心が折れたり何のために?とやる理由が分からなくなります。
何のために今の目標を立てているのか、目標に込められた意味や意図が理解できていることで
その後の行動目標への取り組みや成果に繋がります。

③まとめ

今回は3種類の目標設定についてご紹介しました。
自分自身やチームメンバーがどの部分でわくわくするのか、各個人のやりがいやモチベーションに繋がる内容から「結果目標」だけでなく、将来どういった自分でいたいのか「状態目標」からも目標を導き出してみてはどうでしょうか。


以上
川江光


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