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【ストループ効果の魅力】色と言葉の関係とは?

こんにちは!
川江光です!

「ストループ効果」という言葉を聞いた事はありますか?これは色と文字の意味が違う場合、私たちは理解するのに時間がかかってしまうという、色に関係する現象です。
今回は「ストループ効果」について取り上げてみたいと思います。

①ストループ効果とは?

ストループ効果は心理学で研究される現象の1つで、アメリカの心理学者のジョン・ストループによって報告された事から「ストループ効果」と呼ばれています。

「文字の意味」と「文字の色」の組み合わせが矛盾していると、理解に時間がかかってしまう現象のことを言います。
例えば文字が「赤」と書いているのに、その文字のインクの色が青であると、インクの青に引っ張られてしまい、私たちは混乱しやすく正確な判断が難しくなります。

このように、文字の色の情報と文字の意味が持つ情報、それぞれの持つ情報が矛盾している場合、脳が混乱して理解に時間がかかってしまう為、広告や資料などメッセージを伝える場面では、文字とイメージが一致している事が重要になると言えます。

②活用例

ストループ効果は様々なビジネスの場面で活用する事が出来ます。

(1)広告戦略

広告やキャッチコピーなど、全体的に発信するメッセージにおいては、色とテキストの組み合わせを工夫する事で、顧客の関心を惹きつけて、商品のメッセージを効果的に伝える事ができます。

(2)資料作成

会社説明、商品説明、プレゼンテーション、報告資料等、仕事では資料作成をする機会も多いと思います。

資料の中で色とイメージが一致しているか、
相手の注意を引きつけやすくなっているか、
相手が誤解しないような背景、文字フォント、色を使っているか、商品やブランドに関する情報を、色と伝えたいメッセージの一致を重視する事で、相手の理解を迅速かつ効果的なものにする事が出来ます。

③まとめ

今回は色と言葉の組み合わせが相手の理解に繋がる「ストループ効果」について取り上げました。
ストループ効果を活用する事で、相手に伝わりやすい効果的な広告戦略と資料作成のパフォーマンスに役立ててみてはどうでしょうか。



以上
川江光

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