おバカ国日本、これからどうなる?大貧乏時代がやって来るのに備えましょう。そんな生き方探しのお話になります。

前書き
 長く地方と東京を行き来しながら、地方の活性化業務に携わってまいりましたコンサルタントであるわたくしは、コロナ前には消滅が予想される地域をなんとか活性化させたいと、地元及び近隣県、東京からも地方創生に関するセミナーや企画・立案・実行の活動に関わってまいりました。
 そんな活動の中であえて地方の都会(県庁所在地)から本当の田舎(ある限界集落)に引っ越し、その環境を実際に体験することで業務に活かそうと考えました。その地域での生活は、畑付きの借家にて
⓵快適な田舎暮らしの模索
②無農薬野菜作りに挑戦
③田舎料理の研究
⓸仕事探し
⑤創生業務
⑥老後の生き方
などのテーマを持って生活することを始めておりました。
 
 がしかし、不幸なことにその環境をコロナに一変されてしまいました、なぜならコロナ発生当初は《年寄り感染=死の確率高》の判断で、セミナーはもちろん客先訪問までストップさせられてしまったのですから。
その間
「この状態はいつになったら終わるのだろうか」
と、じっと我慢の子でありました。がしかし、
「どうも待っているだけじゃラチが明かない」
と感じ、田舎暮らしの実地体験をしながらコンサルタントの立場で、日本の今、そして未来の心配してみたんです。そしたら我がニッポン国はもうダメかも、の状況に陥っていることに気が付かされました。なぜって我が国は、完全におバカ国化してしまっているからなんです。
 
 そう言えるのはわが国民に、30年もの長い間収入を増やすことをしてくれなかったことが最大のおバカ度。過去にはあの池田内閣のように、《所得倍増計画》を実行した総理大臣もおりましたのに。しかししかし、現代の政治家は過去には存在しなかった非正規社員という低収入の労働者を大量に発生させ、我が国を低賃金国家に導いてしまったのです。
 そんな時代とは国が好景気で仕事はいっぱいと唄っても、低賃金の仕事ばかりを増やしただけで、非正規社員の人たちは二股かけて働かなければならなかった。ですからそれまでの30年が日本人労働者にとっての貧乏時代だったとしたら、これからは大貧乏時代になると予測しておかなければならないんです。
 
 アベノミクスは都会優先/海外優先の政策をとり続け、結果として地方経済を衰退させてしまったと言えます。その代替え策として、国は海外からの訪日客を大量に呼び込む、観光立国としての道を選択しました。
 がしかし、その観光対策の対象となった地域は、東京であり大阪であり京都であり、北海道や九州の一部と富士山など我が国でも特別な地域に集中していたことは明らかでした。かくしてそれ以外の地域は、地方の都会もその恩恵を受けられず、衰退から消滅へと進む以外になくなったのです。
 
 全国に存在した地方の大型生産工場が国外に移転してしまったことで、地方は仕事と収入の両方を奪われてしまった。そんなアベノミクスとは、地方創生コンサルタントの立場から日本の地方を消滅させてしまう、悪政だったとしか思えないのです。
 まさに日本って国は国として未来を語れないばかりか、国民に夢を語ることができなくなってしまった。その上人口の減少が全国地方地域の消滅を早め、地方の都会でさえ消えてしまうのを止められない状況です。
 
 こんな時代を前にして老コンサルタントが、
第一部:おバカ国はもうダメかも。→ で理由を深堀りし 
第二部:大貧乏時代がやって来ます→ とこれからの時代の変化を予測
第三部:大貧乏時代の生き方探し→にてこの時代での快適生活対策を発案 
のそれぞれに付いてをご紹介します。
 近未来の大貧乏の時代とは、自助が強く求められる時代になります。自助力を付ける、これがこの時代を生きる上で最も大事なキーワードになることをご承知おき下さい。

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