⑦この時代の副業起業をお奨めする根拠【目標設定】

 起業の形も昔とは大きく変わると思います、なぜって起業する人が増えるのは、どう考えても景気が良い時。ですからあのバブル経済期には、勤めていた会社と同じ業種で起業したとしても、成功して社長できた人が結構おりました。
 しかし現代のコロナ不況時では、商品やサービス業界から多くのお客が消えてしまった状態。そんな時に今まで在籍した会社と同じ商売始めようものなら、早々に倒産してしまうとしか言えません。
 そんな時代なのに起業をお奨めするのは、そうしなきゃ貧乏層に追いやられてしまうから。貧乏層から逃れるには厳しい時代だからこそ、あえて起業することをお奨めするんです。
 
 時代に流されて会社の言いなりの給料に納得していたら、収入変わらずに物価は上がる状態の長期化を強いられる。ですから賃金アップを望んだら、現在勤めている会社と交渉する以外にはありません。しかし労働組合の存在感が希薄になっている今、そんな行動は否定されてしまうでしょう。
 ことはそれどころか、大手企業に勤めていてもその会社の市場性に将来性が感じられない場合、国と企業は一緒になって社員に副業することを勧めています。
 その理由は以前にもお伝えしましたが、大手企業のある年一度に入社した社員の数が100人だった場合、その内課長になれるのは10人に一人で、部長になれるのは課長の10人の中から一人。
 すると残り90人は定年まで平社員のままになる訳ですから、その間ほとんど給料は上がらないことになります。
 
 今や勝ち組と称されて稼いでる企業は、海外展開している会社ばかり。そんな海外展開派に対して国内派の中小企業は、少子高齢化を理由に消費者は減るばかり、客減少・売り上げ減少の状態に置かれたまま。
 その点を国も会社も納得して、残り90人に副業を勧めている訳です。はい、この90人は副業に精出して、昇給分を埋めることが求められているということです。
 
 その副業ですが、社内の埋もれた素材を活かして売り上げ上げることできたら、規模によって“課”に昇格して課長になれるかも。その規模がもっと大きくできれば、新事業部長になれる可能性があるってもの。
 しかしです、その90人の中にそれほど器量のある人がいたら、当に課長や部長になっていると思うんです。ですからその90人から従来の課長や部長以上に収入増やせる人って、ほとんどいないと思わなければなりません。
 
 社内で実力を発揮できない人は、自分の持つ得意な分野活かして社外での副業で稼がなければならなくなる。副業に付いてはいろいろなサイトで、ブログやアフィリエイト、ライティングやデザインなどを推奨していますが、実際それらで稼げている人はほんの一握りなのが現実。
 もちろん副業はウェブ関係だけじゃなく、英会話やその他の外国語を使った仕事やExcel・PowerPoint・Accessなど使用の業務。また趣味を活かして模型作りや盆栽作りなど様々ありますから、個人思考に合わせて選択すればいいことになります。
 これからはなんらかの副業力を持って毎年の収入増加を独自に考えませんと、ずっと今のままの収入を押し付けられてしまう。それは今の立場が正規社員・非正規社員に関係なく、今後収入が増えないことを考えて、副業選びに精を出さなければならないと思って下さい。
 
 そのためにまず現在の収入をベースに昇給率→3%/年として、その分を副業で稼ぐことを考える。例えば判りやすく現在収入20万円の人の3%は6,000円ですから、副業スタート1年目からは毎月6,000円稼ぐからスタートし、2年目からは206,000円の3%・12,180円アップを目指す。
 その後10年間そのアップ率を維持して、勤めている会社での賃上げがない(1~2%あり?)場合でも、大丈夫な状態を作るってことなんです。
 因みに給料20万円の人が毎年3%の賃金アップを副業で実現できたら、10年後の月給は268,783円。もちろん10年間昇給ゼロだったら、20万円のままであることは言うまでもありません。
 
 給料/収入は年齢及び現在それぞれが置かれた立場によって違いますし、また10年後にどれくらいのアップ率を希望するかによっても大いに変わります。現在の収入が20万円台、30万円台、40万円台それぞれの立場の方が10年後に毎年?%の昇給率を望むのか。その金額次第で、副業起業の内容が決まります。

 繰り返しますが一人で始める副業でも、毎月1万円・2万円ぐらいまではなんとか稼げそうです。でも8年目に5.3万円、9年目6万円毎月稼ぐとなると難しい?って感じしませんか。
 そう思えますから副業で5~10万円、それ以上を稼ぎたいと思ったら一人副業で稼ごうと考えるのではなく、最初からわたくしがお奨めする協業で実現することを考えてほしいのです。
 
 これからの大貧乏時代とは、自分の賃金アップは自分で決める意識を持つこと。なぜなら時の総理大臣が自助・共助・公助と語る時代とは、共助(会社)・公助(国)に頼らず自分でやって下さいと言っていることです。
 そう言われたら、そうする以外にはありません、その対策と言うのが、わたくしのお奨めする副業起業なんです。


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