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【(祝)創作大賞!】 受賞コメントを創ろう!!

創作大賞2024の締切が36時間後に迫ってきた。
戦いは最後の15分で決まると言ったものだが、もう持てる力を使い果たしたnote屋が多いはずだ。
果報は寝て待てともいうが、ソワソワして落ち着かないのも事実。
あと36時間でノーサイドのホイッスルが鳴り響く。
一足先に創作大賞受賞を自ら祝うコメントを用意し、みんなでシェアしようではないか。

では、まずトップバッターとして、
筆者が創作大賞受賞時に述べるコメントをランキング形式でおおくりしよう。


2位  「下痢するまで飲みたいです」

俗な笑いを端的に狙うならこれだ。

これしかない。

なんたって長いコメントはダレる。
読んでいる方はもとより、書いてる方も何言ってんのかわからなくなる。
長コメは天地開闢以来連綿と紡がれてきた悪しき伝統だ。
伝統とは死者の民主政体だとかなんとかチェスタートンが訳のわからないことを言っているが、長コメほど生産性の低いものはない。
社長や校長先生や審査員のイメージが低空飛行を続けているのも、そのルーツを辿れば長コメに行き着く。

従って長いコメントは論外。
短いコメントでどれだけ読み手の琴線に訴求するかが課題になる。
そこで、
「下痢するまで飲みたいです」だ。

わずか12文字で創作大賞に輝いた感慨の無量感がミクロからマクロへと拡散される。
パンチ佐藤のもろパクリだが、あれから30年、もう99%が忘れた頃だ。

だから、
だからこそ、
「下痢するまで飲みたいです」なのだ。




1位  「創作大賞を1年間預からせて頂きます」

格調高さで琴線に訴求するなら、もはやこれしかない。

創作大賞を受賞したが、決して奢ることなく研鑽を積み続けていく。
謙虚であり、禁欲的であり、実るほど頭を垂れる稲穂かなを地でいくコメントだと自負している。

創作大賞を受賞したが、ワタシは決して雲上人ではない。
スキやフォローは継続して欲しい。
揚げ足取りコメントはやめて欲しいです。
そんな万感の想いが言内外からほのかにたちのぼる。

「創作大賞を1年間預からせて頂きます」

わずか17文字だから、簡単に覚えられて、スピーチでも大車輪の働きは間違いない。
谷川浩司の本歌取りだが、一般にはまるっきり知られていないから希少性も群を抜く。
40年前のセリフの捩りだから、99.9パーセントが忘れた頃合いだ。

だから、
だからこそ、
「創作大賞を1年間預からせて頂きます」なのだ。




創作大賞2024年総括

今年の創作大賞は例年にも増してレベルが高く、我々審査員も嬉しい悲鳴をあげながらの選考となった。
なかでも刮目すべきは各受賞者の受賞コメントレベルの高さであり、ユーモアあり格調ありの白眉出色なるコメントが一堂に介している。
創作大賞はもはや我々の想定を遥かに超えたところで、戦いの火花を散らし、総合コンテンツエンターテイメントへと勇翔したのだ。

今年も素晴らしい作品たちと出会え審査員冥利に尽きる。
最も感慨を受けた受賞コメントを止揚し、創作大賞2024、喜びの掉尾を飾って閉幕としよう。







1年間、下痢するまで飲みたいです。

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