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賢者のシン言\(^o^)/「歴史と文明の衝突」編 


今日は朝イチから使える「文明」につながるシンゲンを5つ、ランキング形式にて紹介しよう。

今朝はいつにまして力作揃いだ。

5位 時間を無駄にしないのは時間だけだ 〜ルナール


これは使える!

時間を無駄にしないのは時間だけだ

わずか18文字で、読者は朝イチで賢者になれる。

忙しい朝に、
限られた時間に、、
さりげなくインテリジェンスを発揮したい時にもってこいのシン言がお出ましだ!

元日本代表のオシム監督が「限界に限界はありません」と屈託を燻らせて言っていたが、
こうした二重入れ子構造もどきの箴言にはまだまだ新たな鉱脈が眠っているはずだ!!





4位 事実などない…、あるのは解釈だけだ! 〜チェスタートン

これも使える!
短く、それでいて洗練されていて、なんか凄いこと言ってそうだ!

世界というものは、我々人類が観測することで認識できる。
この観測という行為が、世の中をわずかだが確実に変化させてしまう。

だから、我々が認識している世界というものは変化後の世界解釈にすぎないんだよ、、
と、、そんなところだろうか。

事実などない…、
         
と一息ためることで尤もらしさが醸し出されるので、ここが寛容。
ライバルに差をつける「…」を忘れないで欲しい。


3位 一犬虚に吠ゆれば 万犬実を伝う

いっけん きょにほゆれば ばんけん じつをいう

これも格好のいい故事成句だ。
「一人が嘘を大きな声で言うと、それがあたかも真実であるかのように世に流布していく」という含意の格言。
森喜朗首相の「神の国発言問題」なんてこの格言そのままの事象だ。

若い人のために簡単に説明しておこう。
1999年ぐらいに森喜朗首相が退任に追い込まれた理由は「日本はカミの国である」と発言したこと。
だけど、後になって分かったのだけれども、森首相はそんなこと一言もいっていなかった。

森喜朗首相が結局何でやめなければならなかったのかは、もはや宝塚あたりの藪の中で白骨化しているんじゃないだろうか


一犬虚に吠ゆれば 万犬実を伝う


格好はいいけれど、
朝から覚えるのは大変だと思うので、夜更けあたりに覚え返しに来てくれたら幸甚。



2位 愚者は歴史から学び、賢者は文明を綴る

「愚者は自身の経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」
というビスマルクの寝言を、後生大事に繰り返している純粋まっすぐクンはいまだに多い。

あのねえ。

ビスマルクの寝言は統治者サイドに都合のいいプロパガンダなんよ。
「一犬虚に吠ゆれば 万犬実を伝う」を地で行く拡散希望型プロパガンダなんよ。

歴史というのは統治者サイドに都合のよい物語の塊。
だから統治者サイドに立っているビスマルクは大衆に歴史をすり込ませたかった。
大衆が歯向かってこないように精神まで去勢させたかった。
したがってビスマルクは「賢者は歴史から学んでますよ」と歴史を大衆に「おすゝめ」したんだ。

メディア人の中でも、このビスマルクの寝言を座右に置いている人がいますよね。

どうだかねえ。

大丈夫かねえ。

まがいなりにも権力監視を職分とするメディア人が、
歴史から学んで、歴史を刷り込まれて、精神的に去勢させられて、どないすんのやろね。



というわけで、文明だ。


これからの賢者は文明を綴っていく。
文明とは文字言語を用いて世界を解明していくプロジェクト。
文             明


もはや歴史は偏狭な物語で世界を改竄するだけのつまらない概念に落ちぶれた。

だから、
これからは文明だ。

賢者は文字を用いて世界を綴って創る側に回らなければならないんだ🥴




1位 愚者は語り、賢者が耳を傾ける \(^o^)/

愚者は語り、賢者が耳を傾ける!

実用性No. 1

この夏もっとも熱いシンゲンが満を持して登場だ。

「愚者のおしゃべり、賢者の聞き上手」を言い換えただけだが、
左から右へ文意がサラッと流れるので覚えやすく、非常に使いやすい!

しかもこのセリフを熱く語っている時、それはまさに愚であり、
聞いてくれている相手を賢者だと持ち上げる効果あり。

熱い今夏、
愚者は語り、賢者が耳を傾ける!

是非とも、是が非でも、
使っていただきたい!!

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