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vsバルドラール浦安 2022.6.26 @町田市立総合体育館

今シーズンのFリーグ開幕戦を勝利で飾れなかったペスカドーラ町田。今節はホームにバルドラール浦安を迎える。この試合でも会場には多くのファン・サポーターが詰めかけ、選手たちを応援で後押ししていた。一方開幕戦を勝利したバルドラール浦安。昨シーズンから監督、主力のほとんどがチームに残留しており、オフにはイゴール選手、吉田選手を獲得。戦力の積み上げに成功している。アウェイ2連戦での2連勝を目指す。

前節のレビューはこちら↓↓

ペスカドーラスタメン

GK 石井
FP 伊藤
FP 原
FP 山中
FP 野村
今までの2ndセットをスタメンに起用

ペースの掴み合い

ペスカドーラ町田はスタメンを今までの2ndセットからスタート。序盤の失点を回避し、相手にリードを許さず、試合の流れを引き込もうとする意図が感じられた。両チームとも無得点で試合が進み、ペスカドーラが2nd→1st→3rdセットに交代して迎えた06’47。バルドラールの長坂選手のシュートがポストに当たったこぼれ球を石田選手に押し込まれ失点。失点直後の06’59にはゴール左前でバルドラールに与えたFKからディドゥダ選手に追加点を奪われる。今節も連続失点をしてしまう。そして2点リードされ、8’36という早い時間でタイムアウトを取った。
そのタイムアウト後、ペスカドーラが攻勢をかける。右コーナーキックからヴィニシウス選手のダイレクトボレーが決まり、1点差。11’47には中央の高い位置でボールを奪った髙橋選手が相手ディフェンスを引き付けて、毛利選手へパス。毛利選手が落ち着いて決めて同点。1stピリオドのうちに追いつきリードとペースを引き戻し、ハーフタイムを迎える。

失点をした時間帯からペスカドーラはファールを積み重ね、残り10分で既に5ファールに達していた。相手の時間帯に連続ファールを犯し、試合が難しくなっていた。スタメンを2ndセットしてリードを許さないという工夫は見られたが、失点を防ぐという改善策にはなり得なかった。

ゴールが遠い

同点で迎えた2ndピリオド。この試合でも前節同様に立ち上がりに失点を喫してしまう。21’32。左サイド深くでバルドラール浦安のガリンシャ選手がキープし、バックパスを受けたディドゥダ選手が右足を振り抜きゴールに突き刺さる。ペスカドーラ町田は再びリードを許す展開になった。
その後、両チームとも決定機を作りシュートを放つがペスカドーラGK石井選手、バルドラールGKイゴール選手がそれぞれ素晴らしいシュートブロックを連発し、得点に至らない。残り時間5分を過ぎたところでペスカドーラはパワープレーを開始するも、バルドラールのディフェンスが固くシュートが決まらない。逆に残り時間30秒でペスカドーラは6つ目のファールを犯し、第2PKを与えてしまう。ここでも石井選手セーブしてゴールを阻止したが、最後まで1点が遠く2-3でタイムアップ。開幕戦に続き、ホームでの初勝利はまたもお預けとなった。

気になるのは1節、2節の2試合を通して2ndピリオドの得点がエスポラーダ戦のパワープレーでの1得点のみという点。ハーフタイムで相手チームに対策を立てられて、得点ができていない。それでも今節は惜しいシーンは多くあったがバルドラールGKイゴール選手が壁となり立ちはだかっていた。逆にペスカドーラのGK石井も当たっていた。石井選手のビッグセーブがなかったら、もう少し早い段階で勝負は決まっていた。

2点差を追いつくも、取り返されて

まとめ

バルドラールは1st、2ndともにタイムアウトを取っていない。自分たちのフットサルができているという監督の意思の表れだろう。
昨シーズン、ホームでバルドラールと対戦した時はディドゥダ選手が累積で欠場していた。今節はそのディドゥダ選手が2得点で活躍。1点目の起点にもなっていた。
1stピリオド残り時間10分で5ファールになってしまう。2ndピリオドは6ファールになり、第2PKを与えてしまっている。悪い流れの時で連続のファールを犯し、ピリオドの終盤に苦しくなる。
2試合でリードをしている時間がない。そのため相手のペースで進んでいる時間帯が長く、メンタルも消耗している。
今節はシュート本数でも負けていた。ヴィニシウス選手のシュート数が少なかった。
2試合でシュート本数69本に対してゴール数は5。ゴール率が7.2%。これはシュートを14本打って1本入る計算。昨シーズンのゴール率は13.5%。シュート7.5本に1ゴールだった。

毛利選手、山中選手が積極的にシュートを放つ

ホームの2連戦を2連敗でスタートした今シーズンは苦しいシーズンになるでしょう。新体制になり、そう簡単に勝たせてくれないFリーグ。この苦しみはチームが強くなるための通過儀礼の様なものだと思っています。そして、チーム選・手達がひとまわり大きく成長してくれればこの連敗も無駄ではなかったと思えます。
7月1日(金)19:30~はアウェイでフウガドールすみだとのフライデーマッチ。観戦できる方は現地、ABEMAで是非応援しましょう!

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