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スポーツ観戦から感じる子供の成長

先日、Fリーグの試合を観に行きました。子どもが通っているフットサルスクールのプロチームの試合です。まだ緊急事態宣言中でしたので、観客は声援はなし、手拍子のみでの応援のなかでの観戦となりました。

去年は連れて行っても試合を集中して観戦することができず、お菓子を食べたり、会場をフラフラしたり、本人もあまり楽しそうにはしていませんでした。今回は最近コーチをしてくれた選手が出場していることもあり、ちゃんと座って、しっかりボールの行方を追っていました。やはり知っている人が試合に出ていると観ている集中力はだいぶ違います。なにか一つでも観察する対象があると、集中して観戦できるのだなと思いました。

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会場で子どもが同じスクール生の友達をみつけて声をかけるということがありました。また、会場内で同じ下部組織の他の支部、他の学年のスクール生もちらほら見かけました。同じユニフォームや同じエンブレムがついているものを多く目にすることができ、チームに対する仲間意識が強くなったのかもしれません。チームを応援する気持ちが前よりも強くなっていました。

さらに、自分がスクールで習っていること、練習していることが突き詰めていくとここにつながると、少しだけ感じたのかもしれません。ドリブル、パス、シュート、その他の動きは今すぐにできなくても、見たものは脳が覚えています。この試合観戦が子どものプレーに何かしらの変化を与えてくれます。

白熱した試合は会場での様々な雰囲気や観戦者の熱気を作ります。生の観戦ではこのような普段の生活にはない喜怒哀楽を知ることができます。そして、子どもに色々な「気づき」を与えてくれます。この「気づき」が子どもに好奇心やワクワク感を高め、その競技により興味をもたせてくれます。スポーツへの興味もたせ、好きなものを見続ける集中力をつける。生の観戦を経験するの事は「スポーツを観る」という習慣を身に付けるには最適なのかもしれません。そして、そこから試合を見る目を育てられれば、と期待しています。

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試合にも勝ち、子どもの満足感も上がり、次も行きたいという気持ちになってくれました。「面白かった、また観に行きたい」という気持ちになってくれたことは、親としては嬉しいかぎりです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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