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【原点回帰】 川崎市麻生区の「風の谷幼稚園」ってどんなところ?

こんにちは!

この記事では、私の人生の原点とも言える【風の谷幼稚園】の魅力をお伝えできればと思います😊

大切なお子様の幼稚園選びの参考になれば幸いです!

卒園してから20年弱が経とうとしているにも関わらず、帰りたいと思える学び舎、いつまでも変わらず待ってくれている園長先生。

ありがたい環境で育ててもらったなあ、と毎日車+大変な坂道を送り迎えしてくれた母には感謝しています(母は、送り迎えで毎回温かい気持ちになるのでむしろ楽しかったと言ってくれます)。

そんな風の谷幼稚園は、神奈川県川崎市麻生区にあります。

私がまだ大学3年生の頃、急に思い立って幼稚園に電話をしたことがあります。

私は10歳のときに関西に引っ越したこともあり、幼稚園からは卒園以来足が遠のいていました。

幼稚園で1日インターンのような体験をさせて欲しいとお願いをするつもりだったのです。

電話には、園長 (天野優子) 先生が出られたのですが、なんと名前を言っただけですぐさま「あー!あのいつも泥んこになって遊んでた○○君ね!」と言ってくれたのです😳

まさかそんなに鮮明に覚えてもらえていると思ってなかったものですから、感動して一瞬何のために電話をかけたのか忘れてしまいました。

15年ぶりですよ??笑

電話越しの声と名前だけで卒園生を特定し当時のエピソードまで思い出す園長先生が何人いるでしょうか。



風の谷幼稚園のいつまでも変わらぬ学び舎

毎回感動するのは、園内の何もかもが当時のままなのです。

大きな滑り台、図書館、ホール、大型積み木、アリジゴクと遊んでいた羊小屋の裏・・・

そして何よりも園長先生が1ミリも変わっていないのです。

パワフルさが当時のまま、何ならパワーアップしているとも言えそうです。

当時の自分の目には大きく写っていたものが、今見るとかなり小さく思えますが、自分の成長を感じることができてとても感慨深いです。

私は、日々の生活に悩んだ時や自分の原点に立ち返りたくなった時に風の谷幼稚園に行くことにしています。

当時の様子がまざまざとプレイバックしてきて懐かしい感情と共に、心が洗われた感情になるのです。


48歳の女性が創った風の谷幼稚園

園長先生は天野先生が風の谷幼稚園を始められたのはなんと御年48歳の時。

話されると分かるかと思いますが、本当にパワフルな方です。

こちらまで元気になります😁

天野先生は、

子どもが、子どもとして、子どもらしい時代を過ごせる。

大人の都合ではなく、子どもの健やかな成長のためにすべてがある。そんな理想の幼稚園を創りたい。

と、その想いを実現されたのだそうです。

先生の行動力にはただただ感服するのみ。。

風の谷幼稚園では、「自由とは自分で決めることだ」と学びました。

例えば、お弁当を食べる時。

「いただきます」は皆で一斉にしますが、食べ終われば自由時間です。

ゆっくり食べてもOK、早く食べて外に遊びに行ってもOK。

放ったらかしではなく、あくまでも園児に「自分で考えて自分でやる」ことを学ばせる風土がありました。

自分で決めることが「自由」に繋がるんだと幼いながらに学びましたね。

また、私は体の半分はあった大型積み木ブロックで遊ぶのが好きだったようです。

重すぎて一人で持てないものは友達と一緒に運んでみる。

「協力」という言葉は知りませんでしたが、動かすためには友達と協力せざるを得ません。体で学びました。

竹馬なんかも当時は得意でしたが、今は乗れる気がしません(笑)。

未だに覚えているのは、「○○君は食べる口よりもお喋りの口の方がよく動くねえ〜」と毎日のように担任の先生に言われていたことです😂


園長先生の野望 〜世界制覇、世界の重要な会議で「お前何マーク?」〜

天野先生の野望の一つが、風の谷幼稚園の卒園生が続々と増えて大きくなり、世界を制覇することだといいます。

先生の言葉を借りれば、

「風の谷で育った子は必ず自分で考えて自分ですることを学んでいる。色んな子が様々な分野で活躍していって、そしたらいずれ世界制覇できるじゃない。重要な会議の時に、お前何マーク?て話ができたら最高だよね!ちょっと大げさな言い方だけど、命が繋がっていく感覚がする。私は子ども達を育てることしか考えてないけど、でもそこで育った子が自分の世界を持って生きていることが幸せなことなんだって思う。私の想いが繋がっていくって感じがすごくしている」

と。

風の谷で育った子たちは本当に「自分で考えて自分でやる」ことが得意だと思います。

久保建英君のように、私も風の谷幼稚園のOBとして、世界を舞台に活躍したいものです。


風の谷幼稚園の○○マークって?

ウサギ、キリン、トラ、ヘビ、カエル、カタツムリなど、動物から爬虫類まで様々なマークがありました。

持ち物、リュックやタオルに自分のマークを付けるのですが、自分の物がとても分かりやすいです。

ちなみに私は「ライオンマーク」でした。今でも誇りに思います🌟


天野先生の教え〜自分を持って道を進め〜

これを聞いた時、やっぱり自分の原点は「風の谷」にあるなあと。

自分の未来は自分で決める、自分で切り拓いていくんだというのは間違いなくここで学びました。

風の谷幼稚園での経験一つひとつが今の自分の価値観、考え方や行動に繋がっていると感じます。

それにしてもじゃがいも掘りはきつかったですね〜〜。

持って帰れず泣いてしまって先生に「そんなんなら最初から掘るな!」と怒られている友達もいましたね。

実際、芋掘りは受験勉強よりもきつかったです(汗)。


送り迎えまで温かい風の谷幼稚園

送り迎えは毎日母がしてくれていました。当時について聞くと、母は「大変だった」というよりもむしろ「楽しかった」と言ってくれます。

他のお母さん達に沢山助けていただいたようで、「人に親切にすること」について送り迎えで学んだと言っていました。

「人にこういう風に声をかければいいのか、こうやって手を差し伸べれば良いんだって学んだよ」by母

人に親切にされそれが嬉しいから自分も誰かに優しくできる、優しさの伝染が生まれる環境があるのでしょうね。

本来は大変な送り迎え、この話を聞いてますます自分の子どもを通わせたくなりました(^^)

そういえば私の妹が生まれてしばらくは、友達4人のお母さん達と交代で送り迎えをしていてくれたこともありました😊


自分の子どもも風の谷幼稚園へ

風の谷幼稚園は、OBOGが卒園後も遊びに来るとても温かい幼稚園です。

卒園生の母数はそれほど多くありませんが、様々な分野で活躍し有名になった方々が多くいます。

幼い頃から自分の頭で考え、行動する癖がついているのが大きく影響しているのだと思います。

大学で知り合った同期や後輩がまさかの風の谷幼稚園出身だったということもありました。

子どもができたら絶対通わせます😊(面接通ればですが汗)


以上、川崎市麻生区にある風の谷幼稚園のご紹介でした!

こちらは天野先生のご著書です。
私の言う「パワフル」の意味を理解していただけると思います。


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