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オンラインゲームに続編はあるのか

オンラインゲームはインターネットを介してプレイするゲームの総称である。1990年代後半PCでプレイするオンラインゲームがアメリカで誕生した。
遠隔地に住む複数の仲間同士がプレイする楽しさが受けユーザーは増えていった。とはいえ、当時アメリカもインターネット環境が劣悪だったため、友達同士がPCを持ち寄りプレイする形態がもっぱらで、これが大規模なLANパーティーに発展しeスポーツの誕生につながる。
 
1990年代末いち早くブロードバンド通信環境整備を進めていた韓国で、オンラインゲームがブームとなり、やがて、家庭用ゲーム機があまり普及していなかった中国や台湾、東南アジア諸国に波及していった。
 
国内では1990年代前半次世代ゲーム機戦争という触れ込みでメディアがゲームを盛り上げてくれたこともあり、家庭用ゲーム機の普及が促進されたが、一方PCゲームのユーザーは減少していった。1990年末から2000年代初頭にかけてもその傾向は続き、アダルトを含む美少女ゲームが人気だったこともあり、PCゲームは、コアユーザー向けのゲームというイメージが定着していった。
 
このような状況の中国内でPCオンラインゲームのサービスが始まり、少しずつユーザーが増えていったが、国産タイトルが少なく、『ラグナロクオンライン』(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)、『メイプルストーリー』(ネクソン)、『リネージュⅡ』(エヌ・シー・ジャパン)など韓国のタイトルが主流となった。
 
ちなみに、『ラグナロクオンライン』は2002年、『メイプルストーリー』は2003年、『リネージュⅡ』は2004年それぞれに運営を開始し、その後現在に至るまで20年前後サービスを行っている。
一方パッケージゲームでは、例えば『ドラゴンクエスト』(1986年)は、大ヒットしてシリーズ化し『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(2004年)まで18年が経過している。

オンラインゲームは、同じタイトルではあるが、ユーザーに飽きられないようにゲーム内容をどんどんアップデートしているので、サービス開始した当初の内容と同じものではない。

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