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【指導成功例】パターンを教え込むことで生まれた成果をお伝えします。

パターン練習。
人ではなく、コーンや、マーカーを使って動きを確認するトレーニングを主に指す。

これ、僕は結構否定的だった。
動かない相手に対してトレーニングしても、意味ないやん。
ただ、チームの動き方の基本原則を作りたかったので、少し試してやってみると大きな成果として返ってきた。
それを今回はご紹介させてもらいます。
少しで皆様の参考になれば幸いです。

みなさん、こんにちは。
京都府長岡京市でURANO.S KYOTO(ウラノスキョウト)というサッカークラブを運営している川田と申します。


パターン練習で徹底したレイオフ

これがめっちゃ効果があった。

レイオフってご存知の方も多いと思うけれど、前方にいる味方を使って前向きのプレーを作る戦術のこと。
これをなんとかしてチーム基軸にしたかった。

僕は相手ゴールに体を向けてプレーすることがサッカーにおいて本当に重要な要素だと思っている。
そして、ボランチが常に前を向いてプレー出来ると攻撃が一気に改善される。
でも、ボランチが自分で前を向けるシーンなんてレベルが上がったらかなり難易度が上がる。

だからこそ、FWにボールを当ててもらい、前向きにボールを受けられるレイオフを徹底して仕込むことで常にボランチの2枚が前向きに攻撃することが出来るようになった

そして、それがどう結果につながったか。

女子中学生チーム、京都リーグ無敗優勝。

関西昇格戦、無失点で3戦を勝利し、優勝。2024年度関西リーグへ昇格決定。


この中3軍団がすさまじく理解し、実行してくれた。ここに2年、1年がついてくる。

この成果が出ました。

いやー、仕込んでおいてよかった。笑

ガンガン前向きに相手守備ラインに対してボランチが配球出来る。
これ、本当にチームとして大きい。
意図的に人を配置して、これが出来るので選手たちにも迷いがないし、ボールをどうやって前へ進めていこう?的な疑問も試合中に生まれづらい。

レイオフをするためにということで、やるべきプレーのイメージが共有出来ているから、そのためのコミュニケーションもどんどん生まれる。


理解が進むことでイメージの共有に繋がり、試合中でも建設的なコミュニケーションが生まれる。


これだけは言えます。

レイオフは絶対に仕込んでおいたほうがいい。
そのためにポストプレイヤーは育てておいたほうがいい。

ここは結果が出たので、まず良い結果があなたにも生まれる可能性が高いかと。
ただ、それを機能的に行えるようにしないといけないけどね。

そのための記事はまた今度。


ではでは!

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