【ペットロス】
2019年の8月末、最愛の愛犬が旅立ちました
ミニチュアダックスフンドで、16歳でした
独身の私にとって、実の子供と何ら変わらない存在でした
大切な大切な家族でした……
お盆を過ぎたあたりに急に元気が無くなり、旺盛だった食欲もなり
暑い時期だったので、夏バテかな~?くらいに考えていたのですが
水もあまり飲まなくなったので、動物病院に連れて行きました
血液検査やエコー検査を受け、先生の口から告げれれたのは
「内臓のあちらこちらに腫瘍が出来ていて、手の施しようがありません」
と……
ペットを飼っている以上、いつか必ずこの日が訪れる事は理解してました。
理解はしてましたが、覚悟は出来てませんでした…… 全く
まだまだ暑い時期だったので、脱水症状と痛みを少しだけでも和らげるべく
点滴と痛み止めを打ってもらい帰宅
その日の夜、痛みが出てきたのか聞いたことのない声で鳴いていました
小さな体で痛みに耐えている愛犬に、してあげられる事は
となりに寄り添って、声をかけ、撫でてあげるくらいでした……
翌朝も元気がなく、歩行すらままならない状態
そんな状態なのに、一生懸命に部屋の隅にあるトイレへ歩いて行きます
抑えが効かないのか、オシッコを漏らしながらも必死に、必死に……
その姿を見ると、心が張り裂けそうでした
その後も、懸命に歩いて各部屋を見て回っていました
最後の我が家を確認するかの如く
その日もなんとか持ちこたえ、病院で痛み止めと点滴を帰宅
状態はどんどん悪化し、夜にはまたとても苦しそうな鳴き声をあげてました
その鳴き声は、今でも耳に残って離れません…… おそらくこの先もずっと
忘れる事はないと思います
そして夜が明け、ついにその日が訪れました
私の膝の上で、息が荒く、ときおり苦しそうな鳴き声を上げる愛犬
回復する奇跡を祈りましたが、余りにも辛そうな愛犬を見ていると
不本意でたまらないけど、もう楽になって欲しいと言う思いも浮かびました
必死に頑張っていましたが、だんだん呼吸のペースも遅くなり
そして鼓動もだんだん弱くなり、とうとう小さな心臓はその働きを停止し
令和元年8月29日(木)13:18 私の腕の中から旅立ちました
とめどなく涙が溢れ、「悲しみ」「怒り」「感謝」「懺悔」「後悔」
様々な想いが入り混じった感情が渦巻きました
16年間と言う長くも短い時間、寝食を共にした愛犬、いや子供には
語りつくせぬ数々の楽しい思い出を貰った……
飼い主として、いや親としてダメなところが多かったよね?
ああしてあげていれば、こうしてあげていれば……
考えても、考えても、やっぱり後悔しか出てこない
今更だと分かっているけど、ごめんね、本当にごめんね
でもね、うちの家族に、子供になってくれて
ありがとう 本当に ありがとう
絶対に忘れないよ!
ありがとう
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