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アウトランダーPHEVで外出先充電

 ドローン以外の話題もたまには。久々に外出先で充電しましたので、最近のEV/PHEV充電事情をご紹介します。(名古屋北部周辺)


1.施設の充電器設置状況

 10年前から比べて外出先の充電施設もずいぶん増えてきましたね。名古屋~岐阜周辺で、自分の行動範囲内にある充電施設のなかから、いくつかをご紹介します。外出先の充電器を探すには、カーナビやメーカーのアプリなど色々とありますが、GoGoEVサイトの充電マップも便利です。

(1)イオンモール

イオンは、昔から充電器の設置に積極的で、充電器設置店舗数、設置台数が多いので安心ですね。

①イオンモール土岐
岐阜県にあるイオンモール土岐は、2022年10月にオープンした比較的最近にできたイオンモールです。こちらは急速充電器4台、普通4台の設置で、料金は有料ですが「WAON」、「eMP」、「ENEOS」といった様々な支払方法に対応しています。イオンモールは複数台充電器が設置されることが多いので、映画を見ながら充電などといった時間有効活用的な普通充電器が重宝します。※土岐には映画館ありませんが。。

イオンモール土岐の充電器(手前が普通、奥が急速)

②イオンモール長久手
こちらはモール内の2つのエリアに設置があり、1階には急速2台と普通2台、地下には普通10台と多数の充電器が設置されています。料金は「WAON」と「eMP」対応です。これだけの台数が設置されていると安心です。映画を見ながら充電ということを良くやりますが、充電完了後に放置しておくと館内放送で呼び出しがかかることがあるので注意。

③イオンモール木曽川
こちらも複数エリアに分かれて多数の充電器が設置されており、1階に急速1台と普通1台、屋上に急速2台と普通16台といった具合で、大量にあるので安心です。料金は「WAON」と「eMP」対応です。

イオンモール木曽川 屋上P

この日は充電しているクルマがすべて違うなんて、10年前とは大違い。(左から、SAKURA、アウトランダーPHEV、リーフ、ekX EV、クラリティPHEV)

④イオンモール名古屋Noritake Garden
名古屋駅に近いイオンモールです。設置は急速2台と普通4台で都心にある店舗の割には結構頑張っているほうかと思います。料金は「WAON」と「eMP」対応です。

(2)アピタ

東海地区ではおなじみのショッピングモールであるアピタも、割と昔から充電器が設置されています。

①アピタ一宮
こちらのショッピングモールは普通充電器が2台設置です。設置から、かれこれ10年近く経つでしょうか。以前は無料開放していましたが、現在は有料で「TOYOTA Wallet」アプリが必要です。実際使おうとアプリを入れてみたらチャージにTS-CUBICカードが必要ということで、持っていない自分は結局使えず。。

②アピタ稲沢東
こちらのショッピングモールは普通充電器が1台設置です。こちらも設置から10年程度経ちますが、この規模の施設で普通1台は寂しいですね。料金は有料で「TOYOTA Wallet」アプリが必要です。

(3)パチンコ屋

パチンコ屋に設置するケースも増えてきました。確かに長時間滞在する施設ですね。

①マルハン上小田井駅前店
 こちらは普通充電器が2台設置です。最大6kwに対応しており、料金は有料で「eMP」と「ENECHARGE」に対応です。

②メガガイア一宮
 こちらは普通充電器が2台設置です。最大6kWに対応しており、料金は有料で「DMM EV CHARGE」対応です。

2.利用認証方式

 充電器を利用するためには、何かの充電サービスに加入する必要がある場合がほとんどです。基本的には自分の車のメーカーが発行しているeMP対応の充電カードを使う人が多いとは思いますが、そのカードで充電できない施設もあったりします。ちょうどGoGoEVサイトにまとめられていました。

なお、上記に紹介以外の認証方式もあります。WAONカードのような自社電子マネー式、現金式、コインパーキングの駐車料金に含まれる場合など、なかなか複雑ですね。

3.ところでPHEVの利用用途は

 アウトランダーPHEVに乗るようになり、まもなく10年経とうとしています。2014年型→2019年型と乗り換えて今に至りますが、乗り心地、使い勝手、4輪駆動性能などで大変満足しています。
PHEVにはそれなりの容量のバッテリーが積まれているので電源としても大変有能で、個人的には次のような用途で使用しています。
・ドローンやカメラ等のバッテリー充電
・キャンプ(特に冬の電気毛布やホットカーペットなどの暖房用に重宝)
・デイキャンプ(ホットプレートなど下記が使えない場所での調理)
・コンセントのない庭先での電気工具使用
・外出先のお茶(電気ポットで湯沸かし)
・防災用としての備え(まだ出番は無いですが)

よく、どれだけお得なの?と聞かれますが、経済性を求めるのならプリウスとかのガチのハイブリッドに乗ればいいことで、少なくともアウトランダーに乗ってる人は、おそらく皆あまり気にしてないところです。車両価格も安くはないし、省エネより走りに性能を振ってるため、他の車種と比較してEV走行の電費も決して良くありません。電気代とガソリンの価格比もどちらかが得なのかは常に変動していますし、そもそも長距離はガソリンハイブリッドがメインですから、上記のクルマとしての満足度+αの魅力で乗っています。

4.PHEVで外出先充電する意味ある?

 基本はガソリンでのハイブリッド走行が可能なので、EV走行にこだわる必要はなく、充電も基本は自宅充電がメインです。それでも個人的に外出先で充電するのは以下のケースですかね。

(1)駐車時間の有効活用

 映画を見る、ショッピングモールで買い物をするといった長時間滞在する場所では、駐車時間を有効に活用ということで普通充電器を利用します。だいたい3~4時間程度で充電完了となるので時間的にもちょうど良い感じです。

あと、過去には瀬戸内海の夜行フェリーで充電コンセント付きの船を利用しました。こちらも自宅の夜間充電と同様、寝ている間に充電して満充電で船を降りるといった点が良いですね。

名門大洋フェリー船内

(2)電気を使いたい

 キャンプで2泊するようなときは、1日目でバッテリを使い切った後、次の日のためにバッテリーを充電したいことがあります。急速充電器がある道の駅が近くにあったりすると非常に便利です。急速充電器は、こういった電源車として使いたい場合に使用することが多いですね。

5.あとがき

 昔は無料充電の施設が多かったのですが、最近は有料になったところが多く、施設によっても支払い・認証方法が様々で、事前準備が必要な点は面倒ですね。

設置コストが高いわりにビジネスになりにくい充電器を設置してくれるだけでも、まだマシですかね。急速充電器はEVにとってのガソリンスタンド代わりなので普及が必須ですが、いっそ普通充電は認証機能のない充電コンセント設置だけで良い気がしてきました。コンセント設置ならコストもかからず複数台の設置も簡単にできますし、実際そういったコインパーキングもあり、充電コストは駐車料金や集客目的など、別の形で回収する方がビジネスとしても良いのではと思います。

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~夏に向けて気になるモノ~

※フロントガラスのサンシェード、傘タイプのものは設置も簡単で、収納もコンパクトで便利です。

※ソニーのネッククーラー、ネットではなかなか評判が良いようです。これからの季節是非試してみたいです。

※キャンプで気軽にタープを設営したい。色々なメーカーから出ていて迷います。

※焼肉後やキャンプの焚火など、においが付いた服などの脱臭に。以前から使っていますが効果に大変満足しています。

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