「つくること」が楽しい話
ちきりんさんの日記が好きでよく読んでいました。(今は音声発信をされています)
その中でも、たまに読みたくなる日記がこの「創造主の悦び」という日記です。(もう10年前の記事!)
以下抜粋↓
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よく「人はみんな、社会から認知されたいという欲求をもっている」と言われます。他者から認知されたら嬉しい、生きるのが楽しくなるってのは、確かにそのとおり。
じゃあ、そのために何をするべきか?
答えは明確です。ものすごい勉強するとか、自分磨きに精進するとか、頑張って出世するとか、お金貯めるとか、ではなくて、何かを創り出せばいいんです。子供でも、事業でも、作品でも、ムーブメントでもいいから、何かを生みだせばいい。(ただし子供の場合は、ある時点で手放す必要があります)
(中略)
手間暇かけるべきは「自分」じゃなくて、「自分の作品」のほうです。「自分の成長」にこだわるのではなく、「何かを生みだすこと」に注力しましょう。そのほうがよほど大きな悦びが得られます。
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↑どう思いますか?
わたしはすごい共感できる部分があって。
やっぱり何かをつくるってのが楽しいなぁと思うのです。
わたしの前の職場はスーパーで、わたしはパンやお惣菜やお寿司の部門にいたので、商品をつくる仕事がありました。
そしてそれはやっぱり楽しかったです。
パートさんもけっこうみんな楽しそうだったので、多くの人にとって“つくる”って楽しいんじゃないかな。
スーパーの社員の仕事には『売り場づくり』というものもあって、これも楽しいです!
どの商品をどこにどのくらい展開するかを決めたり、
実際にパートさんがつくってくれた商品を品出ししたりするのもわたしはすごく好きな作業でした。
きっと、つくることって『目に見えて何かができていく』から達成感もあるのだと思うのです。
逆に大変だったのは、パートさんの“管理”とか在庫“管理”とかシフト“管理”、そして人間関係とかでした😅←そう、目に見えずに成果がわかりにくいやつ。
✳︎
でね、実は機械が得意なのもこの『作ること』なんですよね。
農産物が大量生産できるようになったし、
工業製品が大量生産できるよつになったし、
ホームページも簡単に誰でも作れるようになりました。
詳しくないけどAIもつくるの得意だと思います。
そして、わたしたち人間の仕事って、(製造業なら)その“管理”になってるような気がするのですよね😅
(そう、成果がみえにくい“管理”に)
つくるところが面白いのに、そこが一番効率化できるから機械に置き換わってる。
まだ一から自分たちで作る職業もありますが、例えば街のパン屋さんやケーキ屋さんはものすごい早朝から働いていて、そうしないと仕事として成り立たせるのが難しくなってしまってるのですよね💦
空間を作ってるカフェは儲からない業界で有名だし、料理をつくるシェフの仕事は早朝や夜の時間帯が多くて子育て世代にはしんどいものがあります。
(それでもつくる楽しさがあるからやってるのだと思う)
✳︎
わたしは、より便利に、より効率よくを求めるのは、そろそろ限界なんじゃないかと思うのです。
もう、これくらいでいいんじゃないかな💦
少なくてもプライベートでは。
なにからなにまで外注するより、料理を自分でつくったり、DIYで棚をつくったり、友人や家族を読んで楽しく過ごす場をつくったする方が豊かなんじゃないかなぁ。
ではでは
関連して、ちきりんさんのこちらの日記も読み返したくなる好きな記事です!
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