見出し画像

【40代主婦パート探し】仕事探しの不安と向き合う

子どもが2歳になって仕事を探すとき、ちょうど今と同じ気持ちだった。
そんなことを思いながら書いてみる。

両家の実家は地方だったし、何かあっても夫以外の手は借りられない。
子どもがもし病気になったら休むのは確実に私だろうし、そうなると職場でも風当たりが強そう。
そんなことを思いながらマザーズハローワークに行った。

保育園は認可外で月4万はかかる。
仕事しながら家事もして、何より通勤にほぼ1時間。往復したら2時間だ。
田舎暮らしの私は徒歩圏内か車でちょっとという距離でしか働いたことがなく、電車通勤なんて初めてで本当に不安だった。

フルタイムで働こうと思っていたから、最初は正社員に応募した。
面接も楽しく終わったし手応えもあったが、やはり子どものことが引っかかった。
必要最低限の人数しかいない場所では、誰かが休めば負担が大きくなる。
やっぱりどうしてもその点が気になって、辞退した。
社員ではなくパートでもという話をしてもらったが、気持ちは変わらなかった。

次は時間短め、近場で探してみた。
履歴書を送り面接の日時が決まったあとで、もうひとつ受けてみたい場所が見つかった。
それが、2020年3月に退職した仕事だった。
どうしても受けたくて、面接の断りの電話をした。仕事が決まったので、と。

3つめに見つけた仕事は、人数が多かった。
だから、もし子どもが急病になっても、ひとりくらい欠けても大丈夫そう。そんな安心感があったし、大きな会社だったから安心感があった。

そこで運良く採用してもらうことができ、働き始めた途端に、一週間ほど子どもの体調不良で休んだ。

…つらかった。

誰も責めないけど、自分が責めた。
誰も責めないけど、心の中では何か言われてるんだろうなと思った。
独身の子が多かったから、特に。

自分が独身の頃だったら、「子どもが小さくて休むなら仕事しなきゃいいのに」って思ってた。
こっちの負担増えるんだからやめてよ、って。

でも今なら、「気にしないで休んで。お互い様だよ」って言える。

若い頃は時給分しっかり働いたらそれ以上はしません、ってスタンスだったけど、あるときから時給関係なく、自分がやれることをやれる範囲でやりきるスタンスに変わったみたいに。
給料安すぎるなんて文句言ってた自分が、青臭い。

今年の春、家庭環境が変わってまた仕事を探すことに決めたけど、前の仕事を始めたときは37歳だった。
でも、今は42歳。そろそろ厳しくなってくるのかなと感じている。
体力的にも厳しくなってくるし、定年まで働ける仕事を見つけたいと思っているけど、家事と子育てをフルタイムで働きながらやる自信はない。
何より今は、小学校に通っている間だけ働きたいという希望が邪魔をして、なかなか仕事が見つからない。

子どもがもう少し大きくなって、自分で判断ができるようになってひとりで留守番ができたら、もっと選択肢が広がるかもしれない。
でも、そのときまで待っていたら私は40代半ばだ。どんどん就職が難しくなりそう。

今でさえ条件に合う場所を見つけられない。
時給は最低限でいい。子育てに理解が得られて、土日休みがもらえたら、私の持てる全力を出して精一杯働かせてもらおうと思う。

私にとっての優先事項は自分と家族の健康と幸せ。
仕事はその次だけど、いてくれてよかったと思ってもらえる働きはしたい。
そんな気持ちがあっても、条件に合う求人はまだ見つからない。

もし叶うならこのまま専業主婦がいいけど、今と未来の自分と家族の幸せのためにはお金が必要だから。
きっといつか理想の仕事に出会えると信じて、今はnoteを書く。

就職した話もちゃんと書けるように、ここに残しておく。

いただいたサポートは、読んでくださる方に楽しんでもらう文章作成のため、大切に使わせていただきます。