2022年にやったゲームを振り返る その5 『地球防衛軍6』
「ご自由にお書きください」(noteの挨拶)というけれど。さて、自由に書くとはいったいどういうことなんだろうと考えだすと、思考は止まり、視線は宙をさまよい、指先は少しも動かなくなってしまうんだよ。
さあさあ、その5は地球防衛軍6だけで終わっちゃったよ! 5だの6だのややこしいね!
いままでのリンクは下にあります。GWで時間が余ったり、人生で時間が余ったりしたら、ご自由にお読みください!
地球防衛軍6
ナンバリングは2からずっとやってる、大好きなEDFシリーズもついに6。1stトレーラーの時点では21年末発売予定だったけど、いろいろあって22年夏に出た。これも珍しく発売と同時に遊んだ。EDFはこのためにハードを買うレベルなので。3のために360を買ったもんなあ。
またも数字がややこしい!!!
いつもの感覚と色濃くなった絶望
これまでのシリーズではずっと、ウイングダイバーで飛び跳ねながらサンダーボウを撃って、隙を見てレイピアでチャージを仕掛けるプレイスタイルだったんだけど、そろそろちがうことにチャレンジしようと決意。
フェンサーで飛び跳ねながらショットガンを撃って、隙を見て盾を構えてチャージして刀を振り回すプレイスタイルになりました!
なんつーか、いつもの!!!!!
いやでも、操作感がまったく違ったので、めちゃくちゃ新鮮で楽しかった! 盾を構えるとかなり硬くなって大群の真っ只中でしばらく耐えられるのもいいし、近接武器の爽快感はたまらない。パワードスーツを着てて基本的に機敏とは違うけど、装備次第で速度はかなり出るので、広く戦場を駆け回れるのもうれしい。
ゲームプレイは、あいかわらず巨大生物の大群を相手に火力を叩きつけ続けるという、それこそ「いつもの」お味ではあるんだけど、意外と序盤の難易度が高く感じたかな。
シリーズの伝統的に序盤はまず、この地球でいう黒アリのような(EDFワールドには昆虫がいないのかな? ってくらい、アリとかクモとか言わないのよね)巨大生物が襲ってくるんだけど、6においてはいきなりトリッキーかつ、タクティカルなタイプの敵が出てくるので、スタート直後の装備が整ってない状態で舐めた感じで戦ってると、実にアッサリとやられてしまうぐらい。
最初あんまりにも苦戦したので、えっ、地球防衛できなくね? とあっという間に絶望の未来に生きてしまいました。
どうも今作は、いくつかのトレーラーでシリーズ伝統のバカゲー感を踏襲しつつも、かなり暗い雰囲気を漂わせていて、戦いからその舞台まで、なかなかに陰鬱な展開が続いたよねえ。味方兵士の通信とかも、ずっと暗い! 反撃ムードになるまでがかなり遠かったなー。
お馴染みの繰り返しを超えてゆけ
発売後わりとすぐに、「今回はシナリオがいい!」みたいな盛り上がりをしたけど、これがほんとそう。なんなら地球防衛軍の総決算な感すらある。
これは匂わせツイートです。
以下、ちょっとネタバレを香らせるので、今後プレイするかもしれない人は薄目で読み飛ばしてほしい。
地球防衛軍って、もともと廉価なゲームシリーズからスタートしたのもあるし、とにかく大量の敵と戦うことに全振りしたようなゲームなので、正直マップとかはそこまで注力してなかったと思うんです(いや、乱暴な言い方になってるのはわかってます!)。シナリオもステージごとにちょろっとしたストーリーというか戦況が語られてて、あとは絶望的な状況を隊員の通信とかで盛り上げてく。
で、ドラクエ11Sのときも思ったんだけど、マップとか街とかせっかく作ったのに、あとからあまり来なくなるのってもったいないじゃないですか。けど、ドラクエ11Sはストーリーの流れの中で、3回は同じ街に行くんだよね。
(……というかこれ、書いてて気づいたけどRPGとかで昔からあったやつだな。"世界崩壊後"のマップで再訪する形式だ)
地球防衛軍6も、RPGでよくある世界崩壊後のやり方じゃないけど(いや、世界は崩壊してるんだけど)、同じようにシナリオ側から、同じマップ、同じステージを繰り返す意味を持たせてて、その分舞台の作り込みが前より力入ってる気がするんだよね。なんていうか、あちこちで戦った風景を思い出せるんだよな。
いやまあ、いままでも多くの別の作品であったやり方かもしれないけど、すごい上手だなあと感動したのよね。
シナリオの大筋は黙っておくけど、いわゆるロアっていうのかしら、この辺の充実も今作大きくない? いままであったっけ?
これも少しシナリオのネタバレを香らせるやつなので、やってない人は以下スクショ3点は薄目でよろしく。
「わかった」「ナイス!」「はい」「この戦いが終わったら離隊する」
あとは謎の使命感で、ふざけてた動画でも貼っておかないと。シリアスな雰囲気の中、テンプレボイス応答をするのにハマっちゃってました。鬼軍曹のシーンが好きでねえ……。
伝説の隊員、ストーム1
最後に、地球防衛軍とお嫁について。
冒頭、自分は6でフェンサーを始めたと書きましたが、お嫁は2からずっと陸戦兵(レンジャー)で、武装もスナイパーライフル+ロケットランチャーorアサルトライフルが基本の構え。自分が突撃していく先の敵がスナイプされたり爆撃されていくのがめちゃくちゃカッコいい。
そんなもんだから、お嫁とのエイムぢからの差は開く一方で、It takes twoのミニゲームで撃ち合いをした時には、0-12というブッチギリのパーフェクトゲームを決められて笑うしかないほど。お嫁、すごくない?
あと、ずいぶん昔のことだけど、友人と地球防衛軍を遊んだ時に、どうにも戦いにくいなと感じて、なんならステージクリアできなかったりしてね。で、友人とお嫁が交代した途端に、これがもう楽勝でクリアしたのよ。いや、自分がショボショボなのは置いといて、お嫁、すごくない???
ストーム1は、お前だ!!!
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